広東省の法輪功学習者4人、不当裁判
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 【明慧日本2021年10月25日】(広東省=明慧記者)広東省茂名市の陸国坤さん、広州市の張恵さん(76歳女性)、掲陽市の呉玉娟さん(44歳女性)、深圳市の王某順さんの4人の法輪功学習者(以下、学習者)が不当に実刑判決を宣告されたことがこのほど分かった。

 茂名市電白区の学習者・陸さんは、広州市南沙区で法輪功迫害の実態が書かれた資料を配布していた際、監視カメラで撮られた。2020年7月21日、陸さんは南沙区公安分局の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)と金州派出所の警官に連行され、南沙区留置場に拘禁された。

 2021年5月14日、陸さんは広州市茘湾区裁判所に懲役3年6カ月の実刑判決を言い渡され、5000元(約8万9000円)の罰金を科されたことが最近分かった。

 広州市公安局公共交通分局捜査二大隊の警官は、海珠区の学習者・張さんがWi-Fiを使って法輪功迫害の真実を広めていたことを疑い、2019年7月9日に同福西路で張さんを連行し、家宅捜索をし、広州市第一留置場に拘禁した。

 2019年8月16日、張さんは広州市検察庁に不当に逮捕状を発付された。2019年11月12日、海珠区裁判所に移送された。2020年2月、海珠区留置場に移送された。

 2020年末、張さんは海珠区裁判所に懲役4年の実刑判決を言い渡され、5000元の罰金を科された。 張さんは、この判決を不服として控訴した。2012年2月23日、広州市地方裁判所は原判決を維持するとした。

 深圳市の学習者・王某順さん(79歳男性、正確な名前は確認中)は 2004年に法輪功を修煉し始め、心身ともに修煉の恩恵を受け、修煉の喜びを人々に伝えてきた。

 2020年8月18日午後9時頃、王さんが法輪功迫害の資料を無料で配布していた際、悪意を持った人に通報された。その3時間後の昼12時頃、王さんは自宅から福田公安分局の警官に連行された。

 2021年初め、王さんは南山区裁判所に懲役1年7カ月の実刑判決を言い渡され、2000元(約3万6000円)の罰金を科された。王さんは、同判決を不服として訴えた。2021年4月20日、深圳市地方裁判所は王さんの控訴を却下し、原判決を維持した。

 呉さん、広東省揭陽市出身、榕城区在住である。呉さんは、法輪功迫害の真実が書かれた紙幣を使って買い物をした際、悪意を持った人に通報された。2020年6月14日午後3時頃、呉さんは自宅から連行され、家宅捜索を受け、現金5000元を押収された。

 呉さんは揭陽市留置場に拘禁された。法輪功を修煉していない呉さんの夫も連行され、10日間拘束された。

 2020年7月22日、呉さんは不当に逮捕状を発付された。2020年12月15日、冀東県裁判所に懲役4年6カ月の実刑判決を言い渡され、5000元の罰金を科された。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/10/13/432481.html)
 
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