懲役4年の冤罪を受けた広東省清遠の呉永堅さん 再び実刑判決

 

　【明慧日本2021年11月18日】広東省清遠市の法輪功学習者・呉永堅さん（47歳男性）は法輪功のスローガンの文字を壁に書いたとして、2021年初め、現地の裁判所に懲役1年6カ月の実刑判決、罰金5千元を科された。呉さんは判決を不服として控訴したが、原判決維持となった。

　呉さんは同省連州に在住し、家電修理店を経営していた。呉さんは真・善・忍に従ってより良い人を目指しており、真面目に営業し、好評だとお客の間では有名である。

　法輪功の信条を堅持していたとして、呉さんは2012年8月に懲役4年の実刑判決を下されたことがある。

　人々に法輪功迫害の真実を伝えるため、呉さんは2019年末、龍坪鎮の街の近くにスローガンの文字を壁に吹き付けた。2020年7月16日午後、呉さんは一日の営業を終わらせて帰宅し、自宅に入ろうとした時、黒い乗用車1台とパトカー4台が同時に家に駆けつけてきた。数人の私服警官が車から下りて呉さんを連行し、家宅捜索を行った。呉さんは連州留置場に拘禁された。

　呉さんには2人の息子がおり、長男は14歳で、次男は2歳である。呉さんが連行された後、一家の生活は窮地に陥っている。

　2021年初め、呉さんは現地の裁判所に懲役1年6カ月の実刑判決、罰金5千元を科された。呉さんは控訴したが、原判決維持となった。