お守りを1枚渡したハルビン市の呉麗華さんに懲役3年
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 【明慧日本2021年11月24日】ハルビン市双城区の法輪功学習者・呉麗華さんは2021年10月17日、道里区裁判所に懲役3年の実刑判決を言い渡された。事件のきっかけは、人にお守りを1枚渡しただけである。

 2021年5月29日午前、呉さんと賈さん2人が街を歩いていた際、道士服を着ていた男性1人に「共産党を脱党する」ことを教え、お守りを1枚渡したところ、その人に通報され、尾行された。

 しばらくすると、1台のパトカーが走ってきて、呉さんと賈さんを掴んで車内に押し込んだ。その道士もパトカー内に入って、証人として派出所まで同行した。

 派出所の警官らは、呉さんと賈さんに自宅の住所を自白するように強要した後、家宅捜索を行った。呉さんの自宅から法輪功の書籍、法輪功創始者の写真、お守り、ノートパソコン1台、現金5千元(約8万5000円)を押収した。しかし、警官は3千元(約5万1000円)としか報告しなかった。また、賈さん宅からは、法輪功の書籍2冊を押収した。

 それから2人に尋問、PCR検査、身体検査を行った後、呉さんを刑事拘束し、ハルビン第二留置場に拘禁した。また、賈さんを15日間拘束し、ハルビン拘留所に入れた。

 賈さんは15日後に解放されたが、呉さんは、自宅から真相の文言が書かれた紙幣が発見されたとして逮捕され、起訴された。

 2021年10月30日、ハルビン市道里区裁判所は呉さんの裁判を開廷し、家族の傍聴を禁止した。11月17日、呉さんは懲役3年の実刑判決を言い渡されたという訴状が息子に届いたという。

(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/11/20/433818.html)
 
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