【明慧日本2021年11月29日】遼寧省営口市衛生学校の85歳の退職教師の韓桂雲さんは、法律の実施を破壊する誣告罪で、2021年3月10日に駅前区裁判所で不当に開廷された。6月3日に不当に懲役3年の判決を下された。さらに、罰金1万元をゆすり取られ、個人の物品も没収された。
2021年7月2日、韓先生は駅前区裁判所と西市街区国内安全保衛部門の4人が送った不当な判決文を受け取った。
営口市駅前区裁判所は、韓先生が1996年から長期にわたり法輪功を修煉しているのを摘発した。そして、家で多くの法輪功書籍、法輪功迫害の実態、法輪功の紹介資料等を保管していたので、高齢者の韓さんが国家の法律の実施を破壊するという冤罪で懲役3年の判決を下し、そして罰金1万元をゆすり取った。不当な刑期は判決の執行日から計算し、具体的なことは判決の通知書を参照し、罰金は判決が効力を発する10日以内に本裁判所に納めなければならない。
この時裁判長:王峰、陪審員:由昌利、於華勝、法廷書記:索麗麗、駅前検察院の検察官:姫璐、検察官代行の姜鵬が出廷して、公訴(訳注:起訴内容)を支持した。
本来は韓さんは法輪功を修煉してから、病気がなくなって心身が健康になり、職場の人、町内の人、家族もすべて彼女が良い人で、性格が穏やかで、道徳的で高尚だと知っている。この1年以上にわたり公安・検察・裁判所、派出所、コミュニティの人員が絶えず嫌がらせをして迫害するため、韓さんは歩く時に腰を伸ばすことができなくなった。毎回警官が彼女を誘拐し、刑事拘留をしようとする時は、彼女の血圧は、すべて正常な人の2倍になっていた。
韓さんは2019年5月31日に営口市西市街区鏡湖公園の近くで一般の人に真相を伝えていた。駅前区裁判所によると一般人の王樹功に告発された後に、営口市の公安局西市の支局五台子派出所の警官に連行された。何度も材料を搔き集めて、韓先生を罪に陥れる案件を駅前区検察庁に提出し、さらに、駅前区裁判所に提出し、最後に駅前区裁判所が不当な判決を下した。
2021年3月10日、韓さんの息子は「今日営口市駅前区裁判所から出廷するようにと、連絡があった」と彼女に伝えた。9時に韓さんと息子が法廷に着いた。法廷には、裁判長、裁判官、書記がおり、また2人の警官がそれぞれ高齢な韓さんの両側に立っていた。
韓さんは、傲慢さも卑屈さもなく、落ち着いて、裁判の各場面で堂々と警官と向き合い、「私は法輪大法を修煉するのは間違っていません。法輪大法は正法で、中国共産党(以下、中共)、中央弁公庁、国務院弁公庁と公安部が共同で『邪教組織を取り締まるための問題に関する知らせ』(公通字39号公文書。訳注:公安部が正式に認めている7種の邪教が書かれている公文書)を公布していますが、その中で『既に認定された邪教組織の現状』に関して、現在すでに認定され、明確にされた邪教組織は14種類あり、この14種類の邪教の中に法輪功はありません。憲法では信仰は自由だと定め、私に罪はありません」と自分で弁護した。
午前10時ごろ法廷は、最後に韓さんに対して判決を下さなかったが、彼女がいわゆる「逮捕許可」されただけを述べた。疫病発生の状況のため、警官は韓さんを営口市駅前区裁判所から蓋州市の収容所まで連れて行って、健康診断を行なった。健康診断をする際、韓さんの血圧は200余りと高く、その場で嘔吐したため、そこの従業員が彼女の受け入れを拒否されたので、彼女は家に帰った。
2021年の4月下旬、韓さんは再度営口市西市街区の国内安全保衛部門、五台子派出所、相和コミュニティの3つの部門の警官と従業員に共同で連行された。彼らは、85歳の韓さんを営口市留置場まで連行したいと考え、健康診断をすると、韓さんの血圧が200余りに達していたため、留置場から拒否され、また家に戻った。
2021年7月2日、韓先生は駅前区裁判所と西市街区の国内安全保衛部門の4人が持参した不当な判決文を受け取った。韓さんは法輪功を修煉するため、2021年6月3日に営口市駅前裁判所に冤罪で懲役3年の判定を下され、1万元の罰金が科され、そして個人の物品も没収された。