【明慧日本2021年12月1日】蘇州市桃花塢派出所から2021年7月5日（月曜日）3人（1人は於、もう1人は地域の警官の孫、さらにもう1人は人民調停員だと名乗った）が突然黄征さんの家にやって来て、「黄征さんのことで、まだ解決していない問題（案件）があり、私たちに協力して呉江検察庁まで来て下さい」と言った。
黄征さんは「行きます」と答え、この機会を利用して警官に法輪功迫害の実態を伝えようと考え、そこでパトカーに乗車し、桃花塢派出所の警官は黄征さんのことを「叔母さん」と呼び「あなたが家で煉功するのは大丈夫です」と言った。黄征さんは「見てください、私の体がこんなに元気なのはすべて法輪功が与えてくれたものです」と言った。
呉江検察庁に着くと、ある女性検察官（40歳ぐらい）が大声で黄征さんに対して「あなたは王雪英を知っているか？」と怒鳴り、黄征さんは「私は一言もあなたに答える必要はありません、私は間違っていません、さらに違法なこともしていません」と言った。検察官は黄征さんが発正念をしているのを見て、「黄征が呪文を唱えている」と言った。黄征さんは「あなたに教えてもいいのですが、私はあなた達に『大法に対して犯罪を犯さないでください、法輪大法は素晴らしいとしっかり覚えて下さい！』と心の中で言っているのです」と言った。
呉江の検察官（女性）は引き続き黄征さんに対して「これらの法輪功の資料はお前が王雪英にあげたのか？ お前が王雪英にもたらした障害で、彼女は苦難を受けており、すべてお前が害したもので、お前は王雪英一家を害した、お前には善の心があるのか？」と怒鳴った。その後、王雪英さん本人に実証を得たところ、彼女は家で元気にしており、何事も起きていなかった。「検察官」はいわゆるでたらめを言っていたのである。
尋問が終わった後に、女性の検察官は黄征さんに空白の『保釈された人の義務に関する通知』を1枚、『江蘇省蘇州市呉江区検察庁の審査、起訴段階の弁護人を委託する申請の法律援助告知書』のコピー2枚を渡し、蘇州桃花塢派出所は黄征さんを家に送った。下車する時、黄征さんは「あなたはしっかりと行い、法輪大法が素晴らしいことをしっかり覚えておいてください」と警官に対して言った。
この出来事の前に、蘇州市警官が黄征さんの姉の黄鳳娟さんに電話をかけて嫌がらせをし、「あなたのお姉さん（黄征さん）は帰って来たか？」と聞き、黄鳳娟さんは「わかりません、帰って来ていません」と言った。蘇州市の警官は「私はあなたの家へ記録を取りに行く」と言い、黄鳳娟さんは「時間がないので、来ないでください」と言った。
2020年中旬、黄征さんの兄嫁の王雪英さんは法輪功が迫害されている事実を伝える資料を学校の入口に掛けていて、それを監視カメラに撮られ、そのため江陰県月城鎮派出所に連行され、家財を押収された。警官は王雪英さんに法輪功の資料をどこから持って来たのかを尋ね、王雪英さんは黄征さんからもらったのだと言った。そこで蘇州市桃花塢派出所は黄征さんの家に押し入り、家財を押収し、徹底的に探して何冊かの法輪功の真相小冊子を見つけ、黄征さんを派出所まで連行し、不当に6時間拘禁して、強制的にいわゆる「保釈」を行い、それから「あなたは年齢もとても高く、今日あなたを帰しましょう、保釈の条件も言いません」と言い、黄征さんを家の入口まで送った。
黄征さん（79歳、女性）は退職する前は蘇州漢方医院の医者で、法輪功を修煉した後、さらに他人に親切に対応し、いつも「真・善・忍」に基づいて自分に要求している。黄征さんはどこで働いても、いつも病院の同僚と友人から賞賛と信用を得た。
しかしこのような善良で、素朴な良い人が自分の信仰、「真・善・忍」を堅持したために、何度も迫害された。610弁公室は終日家の近くに監視員を配置し、家で病気で寝ている黄征さんの夫を見舞いに来た親族や友人を必ず事情聴取した。
2017年5月12日夜9時ごろ、蘇州市呉江松丘陵派出所から4、5人の警官と私服警官が黄征さんの家に押し入り家財を押収し、書籍などいくつかの個人財産を持ち去った。2018年3月6日、黄征さん、曹治英さん、趙秀珍さん、劉喜梅さんの4人の善良な高齢の女性が蘇州呉江裁判所によって不当に法廷で裁かれた。8人の弁護士は4人の善良な高齢の女性のために十分な根拠を以って無罪の弁護を行い、検察官による不当な起訴に一つ一つ反駁した。9月4日午前10時30分から11時30分、呉江裁判所は黄征さん、趙秀珍さん、劉喜梅さん、曹治英さんの4人の学習者に対して不当に判決を言い渡した。趙秀珍さん、劉喜梅さんの2人の学習者は共に不当に懲役3年、執行猶予4年の判決を宣告され、当日の午後に家族に連れられて家に帰った。黄征さん、曹治英さんは共に不当に懲役1年6カ月に判決を宣告された。当日に留置場に連行されて引き続き不当に拘禁され、11月11日に解放され家に帰った。
