【明慧日本2021年12月13日】広東省茂名市高州の法輪功学習者・黄恵芳さんは2020年2月22日、高州公安局と南関派出所の警官らに連行された。そして同年末、茂南区裁判所に懲役4年の実刑判決を言い渡され、罰金2万元(約34万円)を科された。
黄さんは1954年に生まれた茂名高州の人で、1998年に法輪功の修煉を始めた。元々病気だらけだった黄さんは、法輪功の修煉によって健康を取り戻した。「無病で全身が軽くなる」という奇妙な体験を経験し、法輪功の奇跡的な健康増進効果を身をもって体験した。
他の人たちと法輪功の素晴らしさを分かち合いたいと思った黄さんは、2020年2月22日午前、高州市桂園路で法輪功迫害の実態が書かれた資料を配布したとして、現地の警官らに捕まった。午後8時、高州公安局と南関派出所の警官ら計12人以上が黄さんの家に押し入って家宅捜索し、黄さんを連行した。翌日、当局は裁判待ちという形で黄さんを一時解放し、帰宅させた。
2020年10月27日、黄さんは不当に逮捕された。同年末、懲役4年の実刑判決を下され、罰金2万元(約34万円)を科された。黄さんはこの判決を不服として茂名市中級裁判所に控訴したが、2021年3月12日に棄却された。
黄さんは真・善・忍を堅持していたとして中国共産党に何度も嫌がらせを受け、連行された。2000年3月、黄さんは北京へ陳情に行こうとしたところ、桂林駅で連行され、所持していた僅か50元を没収された。そして尋問の間、数時間にわたって警官に跪くことを強要された。高州に戻ると家宅捜索を受けて15日間拘束され、2千元(翻訳者注:当時40代の公務員の2カ月の給料に相当する)の罰金を科された。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)