【明慧日本2021年12月21日】(明慧記者(容法)ブリュッセル報道)2021年12月10日は国際人権デー。この日、ベルギーの法輪功学習者(以下、学習者)は、ブリュッセルの最も賑やかな商店街でイベントを開催し、中国共産党(以下、中共)による法輪功迫害の実態を明らかにした。そして同時に法輪大法の五式の功法を実演し、真・善・忍の原則を紹介した。多くの人が法輪功を学びたいと言い、迫害の実態を知ったある人は「真・善・忍の原則は、計り知れないほど貴重だ」と述べた。
会場の横断幕には「欧州議会、中国共産党による生体臓器摘出への非難決議採択」等と記され、中共による法輪功迫害の生々しい写真が掲載された。そして横断幕の前では、ベルギー在住の西洋人学習者と中国系住民の学習者が法輪功の五式の功法を実演していた。
その強烈なコントラストに震撼した人々は、次々と情報ブースを訪れ、反迫害の署名をした。多くの人々が、中共による生体臓器狩りを必ず制止させるべきと語った。
人々に法輪功迫害の真相を伝える学習者 |
相次いで反迫害を支持し署名する市民 |
「真・善・忍は日常生活における基本的な規範」
パルニート・シンさん |
パルニート・シンさんは心理学者で、一家はスポーツクラブを経営している。学習者とハキハキと話した後、中共による法輪功迫害に反対する署名をした。彼女は「私は、地球上にこのような(法輪功に対する)迫害があってはならないと思います。世界各国が真にあらゆる措置をとり、臓器狩りが続くのを阻止するべきです」と述べた。
マイケル・キントさん(左)とイレ・ケルクホフさん(右) |
学習者の煉功を見ていたマイケル・キントさんと、イレ・ケルクホフさんは、学習者と長時間にわたって話し合った。学習者の身に起きている迫害を理解し、2人とも反迫害の署名をした。
これまでキントさんは中国で発生している迫害を知らず、(臓器狩りを)とても恐ろしく思い、人類に起きてはいけないことだと思った。ベルギーでの臓器移植手術は少なくとも数カ月待ち、あるいは数年待ち。しかし中国では数日あるいは数週間で移植手術が可能であり、「これは人類に反する行為だ」と語った。
「学習者が人々に真相を伝えることはとても重要」
サルマ・シャルリエさん |
中国の伝統文化に強い興味を抱くサルマ・シャルリエさんは、人々のコミュニケーションがとても重要と言う。多くの場合、人々は世界で何かが起こったと耳にしても、その報道はとても少なく、真相を探しても見つからないこともあるという。
彼女はまだ法輪大法のことがよく分かっていないが、ネットで調べて学び、理解することに興味があるという。真・善・忍の理念についても賛同している。彼女は「これは実際に私が信じている価値観です。例えば、真・善・忍は身体と心に影響すると思います。私は真・善・忍が全ての人類にとても重要で、計り知れない価値があると思います」と語った。
「私たちは黙っているべきではない」
アナスタシヤ・マイセニアさん(右) |
アナスタシヤ・マイセニアさんは反迫害の署名後、「もともと死刑囚に対して似たようなこと(臓器狩り)があるのを知っていたが、監禁された良心犯(学習者)にも同様の悪事がされているとは知らなかった」と語った。とても驚いており、人類はこれまで生体臓器摘出で私利私欲を貪ることを禁止していると思っており、こんなことが起きているとは全く思ってもいなかった。
彼女は「私たちは黙っていてはいけません。私たちは、中国で発生している(学習者への)臓器狩りをとても気にかけています」と語った。
スペインから訪れた数人の若手研究者 |
スペインから訪れた数人の若手研究者は、真剣に学習者・ウィルフリードさんの説明に耳を傾けた。そして中共の法輪功に対する迫害の実態を聞き、中国で発生している臓器狩りの悪行にとても驚いていた。
その中の1人、ヘレナさんは「中共が学習者にしたこのようなことはとても恐ろしく、道徳に反する行為です。中国で発生している人権に反する迫害は以前から知っていましたが、生体臓器摘出は初めて聞きました。これは必ず制止させなければなりません」と述べた。
学習者との交流で法輪功の幾つかの真相を知った後、彼らは帰ってからネットで継続して詳しく法輪功について調べると語った。そして同時に、法輪功を支持し迫害に反対することを表明した。
エマさんとルベアさん |
エマさんとルベアさんは、臓器狩りは人類を脅かす罪だと述べ、メディアはこの事実に注目するべきだと語った。彼らは心から学習者の行動の成功を望み、同時にEUの公聴会が開かれることを望んでいる。臓器狩りは、人類を脅かす罪だからだ。