四川省徳陽市の向係瓊さん 何度も嫌がらせの後懲役
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 【明慧日本2021年12月23日】四川省徳陽市八角井鎮の法輪功学習者・向係瓊さんは半年以上拘禁されており、その間、向さんに関する情報が全く入ってこなかった。2021年12月8日、向さんは既に懲役1年の実刑判決を言い渡され、成都市龍泉驛女子刑務所に拘禁されているとの知らせが家族に届いた。

 2019年11月9日、向さんはある年配者に真相を伝え、新年カレンダーを渡したところ、その年配者に通報された。午前9時ごろ警官に連行され、正午、工農村派出所の警官らに家宅捜索をされた。8、9人の警官らが向さんの家に侵入し、創始者の写真や多くの法輪功の書籍、資料などが押収された。

 向さんの家族は、毎日工農村派出所に向さんの解放を求めていたが、警官らは素知らぬ態度だった。2019年11月21日、向さんは裁判待ちで一時解放された。

 2020年11月12日、村の共産党書記と民兵連長が向さんの家にやってきて「協力してサインしなければ、あなたたち夫妻の年金が停止される」と脅した。同月19日、派出所の警官が向さんを検察庁に送った。そこで、サインを再度強要されたが、向さんは拒否した。検察庁の人は「サインしないと収監するぞ」と脅した。同年12月7日、向さんと娘がまた検察庁に呼ばれて検察庁に行き、そこで2人の検察官の女性にサインを求められたが、向さん親子は拒否した。最終的には「サインしないなら帰っても良い」と言って、向さん親子を帰宅させた。

 2021年2月3日、八角井鎮派出所と検察庁の5、6人が向さんの家に侵入し、向さんを連行した。当日夜、向さんの娘はやむを得ずサインをした。午後11時、向さんは帰宅できた。その後、向さんはまた連行されて拘禁され、半年にわたって情報がなく、家族の訪問も禁止されていた。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/12/17/434940.html)
 
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