遼寧省の高華さんと王彦東さん 信仰を理由に刑務所に送られる
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 【明慧日本2021年12月29日】遼寧省胡蘆島市綏中県の法輪功学習者・高華さん(58)と、当時高さんの自宅を訪れていた学習者・王彦東さん(59)は、2021年4月24日に高さんの自宅から国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関、以下国保)に連行され、拘束され濡れ衣を着せられた。11月25日、高さんは懲役4年の判決を宣告され3万元の罰金を科せられ、王さんは胡蘆島市連山裁判所で懲役3年の判決を宣告され、2万元の罰金を科せられた。

 高さんは長年不妊症に悩まされていたが、法輪功を始めた後、40歳で息子を出産した。長年患っていた喘息もなくなった。法輪功の修煉で健康を取り戻した高さんは、迫害が始まってからも信仰を止めることはなかった。

 2021年4月24日、国保の劉華宇が率いる一団が高さんの家に押し入った。彼らは、高さんと妹の高英さん、そして高さんを訪ねてきた2人の学習者、陳文艶さんと王彦東さんを連行した。警官は高さんの自宅を家宅捜索し、パソコンやプリンターなどの私物を押収した。

 陳さんはその後釈放され、不起訴となったが、高さんは胡蘆島留置場に、高英さんは胡蘆島拘置所に、王さんは綏中拘置所に拘禁された。

 高英さんは5月26日に釈放されたが、警官は3人の学習者の案件を綏中県検察庁に提出したため一種の自宅監禁である「居住監視」となった。

 高華さんと王さんの案件は連山区裁判所に転送され、龍胆という検察官が担当することになった。

 8月2日王さんの弁護士は綏中拘置所の王さんと面会して、書類をチェツクするため検察庁に行き、関連資料を提出し、そして検察官と連絡を取った。

 検察官は2人の学習者を起訴し、連山区裁判所に案件を移した。裁判官は、10月27日に高さん、11月18日に王さんが拘禁されている拘置所において、それぞれ別の審理を行った。2人の弁護士は共に無罪を主張した。

 李福山裁判官は11月25日、高さんに4年の懲役と3万元の罰金、王さんに3年の懲役と2万元の罰金を言い渡した。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/12/2/434280.html)
 
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