法輪大法は素晴らしいと書いた李彩萍さんに懲役2年6カ月の判決
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 【明慧日本2022年1月12日】浙江省余姚市の法輪功学習者・李彩萍さんは、2021年5月23日、壁に「法輪大法は素晴らしい」と書いた後、寧波余姚国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)、余姚市梨州派出所、梨州コミュニティに家宅捜索され、連行された。 2021年12月初旬、李さんは余姚市裁判所から懲役2年半の不当判決と5千元の罰金を言い渡された。李さんは判決を不服として控訴している。

 今回の連行の前に李さんは、法輪功の信仰を理由に、3回連行され今回で計11年の懲役を言い渡された。

 最初は2000年2月、李さんは公園で法輪功のエクササイズをしたために連行され、15日間余姚市派出所に拘留された。2000年4月1日、李さんは、法輪功を修煉する権利を主張するために北京に行ったため、再び連行された。

 2003年8月、李さんは、コミュニティから、法輪功を放棄する声明を書かないと、洗脳班に連れて行くと脅迫され1カ月間家を空けることを余儀なくされた。

 2005年10月18日、李さんは「法輪大法は素晴らしい」と書かれたスローガンを掲げたため、再び連行された。2005年11月、李さんは3年の刑を言い渡された。浙江省女子刑務所で服役中、李さんは受刑者に殴られ、壁に頭を打ちつけられ、下半身を蹴られた。独房に監禁され、蚊などの虫に刺されることもあった。

 2009年6月11日、李さんは住宅街で法輪功について人々に話しているところを連行された。李さんは余姚市の裁判所から懲役4年の刑を言い渡された。

 2016年1月16日、李さんは生後10カ月の孫娘を連れて散歩しているときに、再び連行された。警官は、李さんが法輪功の資料を配布していると訴えました。李さんの家からは法輪功関連の資料が見つからなかったにもかかわらず、警官は李さんを拘束し、検察庁に事件を提出した。

 李さんは2016年6月17日、裁判所に出頭した。弁護士は李さんのために無罪を主張した。弁護士は、警官らが一定期間李さんの生活を監視した後、李さんが法輪功の資料を配布した証拠を提出しなかったと主張した。警官が提出した監視の写真は、すべて李さんの日常生活に関するものであった。弁護士は、裁判官に李さんを無罪にすることを要求した。

 2016年7月28日、裁判官は李さんに対して懲役3年半を宣告した。裁判所が李さんの控訴を却下したため、李さんは2016年10月20日に浙江省女子刑務所に送られ迫害された。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/12/11/434641.html)
 
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