四川省の柳明英さん(75) 不当に懲役5年6カ月の実刑判決
■ 印刷版
 

 【明慧日本2021年2月9日】四川省達州市の法輪功学習者・柳明英さん(75歳女性)は達州市開江県裁判所に懲役5年6カ月と罰金2万元の判決を言い渡され、2022年1月中旬、柳さんは四川省女子刑務所に収容された。

 柳さんは法輪功を学んで、「真・善・忍」に従って自分に要求し、心身ともに恩恵を受けた。

 しかし、中国共産党当局が法輪功に対して迫害を発動してから、法輪功を学び続けている柳さんはかつて6年の判決を下されており、今回の判決と合わせて、計11年6カ月の不当判決を受けた。

 2008年7月22日、達州市開江県公安局の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)、610弁公室の警官は、柳さんの自宅に押し入り、柳さんと夫の李本定さん、息子の李鋭さんの3人を連行した。

 2009年9月21日、柳さんは開江県裁判所に懲役6年、夫の李さんは懲役5年の判決を言い渡された。

 そして、2010年4月2日、柳さんは四川省簡陽女子刑務所に、李さんは四川省徳陽刑務所に送り込まれた。

 2014年7月21日、刑期満了の柳さんは帰宅した。

 2020年2月29日、柳さん夫婦は昼食の準備中、開江県国保、新寧鎮西城派出所の警官が押し入り家宅捜索され、連行された。連行の理由は、柳さん夫婦の住む街が封鎖中、柳さん夫婦が法輪功の資料を配っている姿が監視カメラに映っていたという。新寧鎮派出所に連行された夫婦は尋問を受けた。

 しかし、街封鎖のため、開江県留置場に女性の監禁室がなかった。そのため2020年3月1日、柳さん夫婦は帰宅できた。5日後の3月6日、夫婦は派出所に呼び出されたが、当日に帰宅した。

 2020年12月3日、開江県公安局の国保の副大隊長は柳さんを召喚した。当日に「保釈」した柳さんは帰宅したが、12月23日に同県検察庁に陥られた。

 2021年2月3日午前、国保の副大隊長と女性警官の2人は柳さんを自宅から連行した。午後、家族は柳さんの連行を知った。しかし、柳さんはすでに逮捕状を発付されていた。

 2日後の2月5日、柳さんは開江県裁判所に起訴された。3月23日、裁判所は柳さんに対して、一回目の不当な開廷をした。7月19日、柳さんの2回目の裁判が行われた。

 2021年10月27日、裁判所は柳さんに懲役5年6カ月と罰金2万元の判決を宣告した。判決に不服として、柳さんは達州市中級裁判所に控訴したが、「原判決維持」と下された。

 2022年1月中旬、柳さんは四川省女子刑務所に送り込まれた。

 開江県の法輪功学習者・万正平さん(69歳女性)も懲役4年6カ月と罰金1万元の判決を宣告され、柳さんと同じ四川省女子刑務所に収容されたという。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/1/26/437295.html)
 
関連文章