退職した居住民委員会役人の心からの言葉
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文/中国の定年退職者

 【明慧日本2022年2月10日】私は現在70代ですが、二十数年前、居住民委員会で治安の仕事をしていました。私は邪悪な共産党の体制内部の人間でしたが、共産党の偽・悪・闘の行為に慣れず、上司から与えられた仕事に適当に対応し、何らかの口実を見つけて、はぐらかすこともありました。特に1999年以降、共産党が法輪功迫害を始めたとき、彼らから与えられた仕事は、大法弟子を監視し、その言動を「治安弁公室」に報告することであり、毎週報告書を書いて提出しなければなリませんでした。

 私の周りにも法輪功学習者(以下、学習者)がいますが、彼らはみんな良い人で、普通の人よりも素質が高く、悪いことをせず、すべてのことにおいて人のために行い、苦しみながらも人を受け入れることができ、私に良い印象を与えています。私が管轄する地域には、そういう人(法輪功学習者)が十数人います。 私が在職中は、彼らと話し合いをしたことも、家を訪ねたこともなく、監視や尾行もしませんでした。毎回の報告書に、彼らがいかに優秀であるか、いかに協力的であるか、悪い言行がないことを必ず書きました。 長年にわたり、私はこのような態度で上層部から法輪功迫害の指示を適当に対処し、当地の学習者は比較的安全で落ち着いていました。

 しかし、共産党は法輪功を弾圧し、でっち上げた罪を彼らに着せ、洗脳班を開いて転向させようとし、信仰を放棄させようとしました。 ある時、洗脳班に参加するように、学習者を監視し報告するように言われましたが、私はできるだけ彼らを守り、共産党の職員をはぐらかしていました。

 仕事柄、610弁公室の担当者と頻繁に接触し、顔見知りになっていました。 ある日、私は610弁公室の責任者と雑談し、「なぜ学習者はそんなに立派なのか?  悪い行いがないのか?  なぜ、彼らは物事に対して相手の事を考え、真・善・忍を用いて自分の言行を律しているのでしょうか? 彼らはなぜ世と争うことなく、人を助け、十数年来、同じようにできているのだろうか?」と話しました。 その610弁公室の担当者も私の発言を認めてくれ、お互いに理解し合えました。 これは、李洪志先生が伝えた法輪大法が人々の心に浸透し、真・善・忍は普遍的な価値だからです。 法輪功を迫害する共産党の幹部でさえ、この事実を否定しませんでした。

 2004年に『共産党についての九つの論評』が出たとき、共産党は大慌てで、いたるところで封鎖や検閲をしていました。 ある日、上層部から「管轄する地域で一冊の『共産党についての九つの論評』が見つかったら、居住民委員会の職員は全責任を追わなければならない」という通達がありました。これは彼らのこの本に対する恐怖を表しています。

 私は、それほどまでに、彼らは怯えさせている、これはどんな本なんだろう、と思いました。  偶然にも、大紀元連載の社説『共産党についての九つの論評』読み、中国共産党の嘘を暴き、国民を恐怖から目覚めさせ、中華民族を偉大な復興に導く本であり、私はとても衝撃を受けました!  そして、私は共産党に対する認識を深め、長年にわたる心の困惑と迷いを解き、共産党の素顔と中華民族に対して犯した罪を知りました。

 共産党は悪霊であり、ならず者であり、 歴史上最も卑劣で恥知らずな手段で運動と弾圧を行い、独裁専制で無数の中国人を殺害し、伝統文化と道徳と良知を破壊し、その宣伝するものはすべては嘘偽りと悪であり、中国国民を常に洗脳し、中華民族を取り返しのつかない状況に追い込んだのです。

 真実をもっと多く知るために、私は大法弟子とよく接触し、法輪功迫害の資料やCDを見たり、海外のニュースや時事番組を聞いたり、特に明慧ラジオと希望の声の音声コンテンツを聞いて、私の心はさらに広くなり、善悪を見分けることができるようになりました。利益を淡白に見るようになり、冷静になって家庭のトラブルを解決できるようになり、私の人生は光明と希望に満ち、法輪大法とは何か、法輪大法の弟子たちは何をしているのかがわかりました。

 退職後も大法弟子たちと連絡を保ち、さらに多くの真実を知ることができました。 同時に、長年の接触と付き合う中で、大法弟子の世間に対する言動、人格、並びに人と付き合う境地が、私に大きな影響を与えました。

 私は以前、自分の善良な本性から、仕事の利便性を利用して大法弟子を助けてきましたが、今になってよくわかりました、私は神と深い縁があり、私という生命が神性に憧れ、私の本性が神の啓示と手助けによる行いだったとわかりました。

 私は邪悪な共産党組織の党員、青年団員、少年先鋒隊から脱退した後、私たち家族は恩恵を受け続けています。私たち夫婦は健康状態が悪く、多くの病気を患っていました。今は健康状態が日増しに良くなり、心理状態もますます穏やかになりました。悲惨な交通事故に遭いましたが、家族の誰も怪我をせず、李洪志先生のご加護がありました。そして1万元を騙し取られましたが、 手間も取らずにすぐ取り戻すことができました。これらすべては、大法による私の家族への祝福であり、李洪志先生の慈悲なる済度なのです。

 私たちは恩恵を受けたものとして、日常生活や他人との付き合う中で、友人や親戚に法輪功とは何か、邪悪な共産党の悪事、そしてなぜ「三退」しなければならないのかを力を尽くして伝えています。

 私の親戚も多くの恩恵を受けています。 ある旅行で、私は電車の中で天津から来た青年と法輪功について話していました。その青年の脳裏には、テレビで放送された法輪功に対する中傷の言葉で埋め尽くされました。私は彼に、「若者よ、法輪功はテレビで言っているようなものではなく、私は一人の学習者を知っていますが、その人は善良で品行がとてもいい人物です。彼女は集合住宅に住んでおり、防犯灯が付いておらず、なぜならば電気代を払う人がいないからです。彼女はみんなのために電気代を払い、数年間で2000元以上払ったそうです。 法輪功の人は、何かをする前に他人のことを考え、無私無我で、トラブルに出遭うと自分の欠点を探し、進んで他人を助け、今の人間でこのような人がいると思いますか? 法輪功は人に良い人になるように教え、 テレビで報道されていることを信じてはいけない、全部嘘です。今後、法輪功に正しい見方をして下さい、このようにすれば、あなたの人生と仕事、そして家族にも良い影響をもたらします」と伝えました。その青年は、「わかりました、おばあさんの言葉で法輪功に対する見方が変わりました。ありがとうございます」と話しました。 この青年は法輪功の真実を理解してくれて、私は心の底から彼のために喜びました。

 私は大法の弟子ではありませんが、家族と私は法輪功の「真・善・忍」の素晴らしさを目の当たりにしました。 今、私と夫は決めました、法輪大法を修煉します! これは、私たちの人生にとって新たな始まりであり、生命を新たな道に向かわせる始まりなのです。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/2/4/438549.html)
 
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