文/スウェットランナー
【明慧日本2022年2月15日】(前文に続く)
第二部分:ホピ予言の中の「卍」
アメリカのアリゾナ州にインディアのホピ部族が住んでいます。ホピ族にはずっと人類の起源や歴史と未来の予言が言い伝えられています。ホピ保留地のオレビ(Oraibi)付近に貴重な「予言石」があって、予言石には太陽が刻まれており、太陽の中心に「卍」があります。
ホピ予言を研究する研究者は、神聖な 「卍」は、宇宙の精神的な力を象徴して、太陽の光のように世を照らす、左側の人は偉大な生命を象徴していると言いました。
彼らの貴重な予言石に、人類起源の当初、神が教えてくれた言葉が記されているとホピ族は考えています。この予言は次の通り、今の時代のことも語っています。
「2000年からまるでドミノ―のように、次から次へと災いが起きる。これは人間の堕落によるものだ」
「これから起きようとすることは、今まで何度も起きた。巨大な変化が起こり、地球も新しい地球に更新する」
「整理の時期が過ぎると生活も変わる。それからたった一つの言語、一つの法しかない。悪い人は一掃され、良い人々は前進して新な世界を開拓する」
この時期に地球上で生活できる人は最も好運な人だとホピ族は分かっています。この時、全ての物質が淘汰され浄化されます。大変だけど、この時代に生きて全ての変化を目の辺りにできるのはとても光栄なことです。
ホピ族は、創世主が全てを創って支配しており、人間自身の選択が、自らの未来を決めると考えています。「大淘汰と更新の時期」に人類は最終的な選択をしなければなりません。その後、穀物は豊作になり、高い次元の生命が地球に戻り、生命の道は永遠に続くとホピ族は信じています。
第三部分:神はすでに戻ってきた
明慧ネットにこのような報道があります。2000年11月、アメリカ中部のとある教会で法輪功学習者が勉強会を開いて、修行に興味を持つ地元の市民が参加して、法輪功の真・善・忍の法理に感服しました。学習者が法輪の図形について説明した時、ある市民は「この『卍』を知っています。神聖な力と正義を世間にもたらす賢人が東洋に現れることを私は知っています。それで、ずっとアジアに注目して賢人の出現を待っていました。法輪功は唯一、ホピ予言に関係していると思います」と言いました。
1、神が戻ってくる時の兆候
多くの人が知っているように、『聖書』には、最後に救世主が降臨すると書かれています。西洋の宗教伝説では、救世主がやってくる前の兆候の一つは、イスラエルの復国だと言っています。しかも復国してから最初の世代は救世主メシアを見ることができます。
東洋にも、仏教の経典に未来に弥勒仏(法輪聖王)が世に降臨する兆しを予言しています。経典「慧琳音訳」に「この花は天上の花であり、 人間世界には存在しない。もし、如来佛がこの世に下り、金輪王がこの世に現れれば、その偉大な福徳力によって、はじめてこの世に優曇華の花が見られる」と書かれています。「法華文句」に「千年に一度花を開くという神話上の植物。この花が現れた時には金輪王がこの世に現れる」とあります。
第二次世界大戦が終わって、最初の兆候が現れました。1948年5月13日、エルサレムで開かれたユダヤ人大会で「イスラエルの復国」が発表されました。数千年もの流浪を経て、イスラエル人は全世界の注目の下で本当に国を復建しました。西洋社会にキリスト教、カトリック教、ユダヤ教が共存していますが、「イスラエルの復国」は神が戻ってくる条件の一つであって、とても重要なため、半世紀以来、西側社会は歴史上の宗教紛争を捨てて、イスラエルをずっと応援していました。
1997年、二つ目の兆候が現れました。優曇華の姿が韓国の清渓寺に初めて現れ、その後、韓国の多くのところにも現れました。それから日本、台湾、タイ、香港、マレーシア、シンガポール、オーストラリア、アメリカ、カナダ、ヨーロッパ、中国本土の各省にも優曇華が次々と咲きました。
2000年から、ホピ予言に語ったことも一部、現実になりました。
聖書、仏経、預言に記載した兆候はすべて現実になったことは、何を意味するのでしょうか?
2、神の名前
トハラ語 | ヘブライ語 | サンスクリット語 | |
Metrak/Maitrak | Masiah | Maitreya | |
英訳 | Messiah | ||
中訳 | 弥勒 | 弥賽亚 | 弥賽亚 |
本題に入る前に、まずちょっとした余談を言います。コーヒーは最も多く飲用される飲み物の一つです。世界中のコーヒー人口は10億人以上あり、毎日16億杯のコーヒーを飲んでいるそうです。コーヒーは中国語で「咖啡」と書き、英語では「coffee」、ドイツ語では「Kaffee」、トルコ語では「kahve」、ルーマニア語では「cafea」、ロシア語では「kophe」、アラビア語では「quhwah」と表記されます。いずれにして、各言語にはそれぞれの綴りと発音があります。
本題に戻ります。西洋社会で、皆が待ち望んでいる神の名は「メシア」といい、英訳の「Messiah」はヘブライ語から翻訳されたものです。東方が待つ神の名は「弥勒」で、サンスクリット語で「Maitreya」と呼びます。
トハラ語を研究する偉大な学者・季羨林は、中国語の中の「弥勒」という言葉は新疆のトハラ語の中の「Metrak」または「Maitrak」から音訳された可能性が高いと「季羨林文集」に書きました。
トカラ人は新疆の先住民族で、8、9世紀にウイグル人の起源の一つになりました。トハラ語はインド語、アリアン語などと同じようにインド・ヨーロッパ語族に属しますが、しかしトハラ人は仏教を信じます
食事、日常生活だけでなく、人類にとって重要な問題においても、東西の文化は驚くほど似ていると、すでに皆さんは気づいたでしょう。神の呼び方といえば、東西では異なる言語で同じことを記載し、文字と発音に歪みが生じたに過ぎないかもしれません。
神の帰還は全人類にとっても非常に重要なことです。この大切な時期に、ナチスが「卍」を使用したことに惑わされないようにしましょう。人類が数千年来、「卍」を尊敬し愛用してきたのは吉祥の印だからで、ナチスのマークだからではありません。宇宙の巨大な正のエネルギーを持つ「卍」の「汚名」を返上する時が来ました。
もし神が「卍」を持って帰還すれば、どれだけの人が神と聖なる縁を結び、はるか昔から待ち望んだ願いを実現できるでしょうか。
ニューヨークで5000名の法輪功学習者が人文字で法輪の図形を作った(明慧ネット) |
(全文完)