湖南省の聶鉄梅さん 法輪功迫害の実態を伝えたため懲役3年の刑が下される
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 【明慧日本2022年3月7日】湖南省淮華市の法輪功学習者・聶鉄梅さん(50歳女性)が2021年11月16日、芷江県裁判所から懲役3年の刑を言い渡された。

 聶さんは淮華市電力局を退職した。聶さんは2020年9月14日、法輪功について人に話したとして通報され、連行された。他の2人の学習者・何秀雲さんと周万高さんも聶さんと共に連行された。

 3人は団結派出所に連行された。聶さん、何さんは自宅を家宅捜索された。聶さんの家族によると、警官は家宅捜索の前に警察手帳も捜索令状も提示しなかったという。ノートパソコンとプリンター2台が押収された。

 周さんは体調不良で深夜に釈放されたが、他の2人は3カ月間拘束された。聶さんは12月1日に保釈され、何さんは12月18日に保釈された。また、両者とも住居の監視下に置かれた。

 警察は2021年5月31日、聶さんの案件を河城区検察庁に提出した。同法院は、この日期限切れとなる当初の住居監視をさらに6カ月間延長し、11月30日までとした。

 聶さんが居住監視の書類への署名を拒否した時、鶴城区検察庁の李曼群は聶さんに「何人かの法輪功学習者は書類への署名を拒否しました。それで刑務所に送られました」と言った。

 6月16日、河城区検察庁は聶さんの事件を芷江県検察庁に移し、1カ月後の7月16日に起訴された。3人の裁判官は、聶さんの事件を担当することになった。

 7月22日、聶さんは8月4日に出廷することを知らされたが、裁判所はパンデミックを理由に家族の出廷を禁止した。弁護人は無罪を主張し、本人も証言した。裁判の後、聶さんは帰宅した。

 10月14日、数人の警官が聶さんの家に押し入り、懐化拘置所に連行された。翌日、他の警官が聶さんの家を物色し、聶さんの新しいノートパソコン、プリンター、法輪功に関する数冊の小冊子を押収した。

 1カ月の後の2021年11月16日、拘置所において、芷江県裁判所は聶さんに対して開廷し、懲役3年の刑を宣告した。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2021/12/31/436076.html)
 
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