【明慧日本2022年3月19日】（全文に続く）
3、河北省張家口市崇礼区で多数の学習者が連行・監禁される
河北省張家口市崇礼区で冬季オリンピック、パラリンピックが開催されることを口実に、中共の国家安全保衛部門（法輪功迫害の実行機関。以下、国保）と公安部は特別警察官を動員して崇礼区全体を封鎖し、立ち入り禁止にした。村や地区を封鎖して大規模な人権侵害を行い、1月20日と21日に学習者6人を連行した。崇礼区の国保の鄭建国の具体的な指示により、1月20日午後9時ごろ、学習者・白梅さんは娘が借りたアパートから連行され、携帯電話などを奪われた。
1月21日深夜12時頃、張家口市崇礼区で、警官が家に押し入り、女性学習者3人、崇礼区病院小児科主任・康翠清さん、教育局・秦玉蘭さん、第一中学教師・魏建生さんを連行した。3人は張家口市拘置所に不当に拘留され、15日間の行政拘留を受けた。3人は職場や家庭で評判が良く、仕事に真摯に取り組み、親切で高尚な道徳を持ち、法に触れるような言動もしていない。
1月22日午前10時、警察は数台のパトカーで白涛集合住宅に行き、多くの警官が建物の前で巡回し、見張りをしていた。高家営村の書記・劉万明の案内で、警官は2階に上がり、専門の鍵屋を呼んで建物のドアをこじ開け、学習者・白濤さんを連行し、白さんの姉も強制連行され、張家口病院で身体検査を受けた後、張家口留置場で15日間、不当に拘留された。
4、内モンゴル自治区エチー市大楊樹鎮の学習者・甄海英さんが元宵節に不当な家宅捜索を受ける
2月15日午後、内モンゴル自治区鄂旗大楊樹鎮の街西派出所の警官数人が、新華村の学習者・甄海英さんの家に行った。 誰もいない中、無理やりドアを開け、パソコンケースなどを持ち去られた。
5、江西省九江市の大法弟子・羅美玲さんが不当に監視される
江西省九江市開発区八里湖公安局と采郷区公安局は、外地の大法弟子・羅美玲さんを24時間体制で追跡監視し、旧正月の期間中も休まず、彼女が外出するたびに私服の警官が付きまとい、出かけることに大きな不便をもたらした。
また彼らは、大法弟子を弁護している弁護士や、または弁護士と接触する大法弟子を監視して盗聴している。弁護士に依頼するのは国民の法的権利であり、彼らは法律を執行する立場にありながら故意に法律に違反している。
三、洗脳による迫害
明慧ネットの報道によると、1～2月に29人の学習者が洗脳班に送られ、湖北省の12人は最も厳しい迫害を受けた。
1～2月、中共の洗脳班に拘禁された学習者の地域別人数
| 地域 | 洗脳班に拘禁された人数 |
| 湖北省 | 12 |
| 山西省 | 4 |
| 四川省 | 4 |
| 山東省 | 3 |
| 河北省 | 2 |
| 雲南省 | 2 |
| 広西 | 1 |
| 吉林省 | 1 |
| 合計 | 29 |
迫害事例
1、元宵節に武漢の学習者・梁義さんは、嫌がらせを受けた後、洗脳班に連行され迫害を受ける
武漢肺炎以来、特に2021年以降、武漢市と湖北省における大法弟子への迫害は、例年よりはるかに厳しくなっている。 多くの大法弟子が、理由もなく洗脳班に連行されている。現在、洗脳班の数が増えており、迫害される大法弟子の人数も多くなり、数年前よりはるかに多いのである。
2月15日、梁さんの戸籍がある洪山区の虎泉金泉コミュニティから電話があり、法輪功を修めない誓約書にサインするように言われたが、梁さんは拒否した。 2月17日午後、梁さんは（国家安全局または国家安全保衛部門）の警官によって洗脳班に連行された。
2、湖北省武漢市の周愛琳さん、旧正月に額頭湾の洗脳班に不当拘禁される
武漢の学習者・周愛琳さんは武漢橋口区市場監督局の退職者である。。周愛琳さんが2021年7月に漢正街で法輪功迫害の真実を伝えたとして、武漢礄口区公安支局の国保の警官は、行政拘留が切れた後の2021年9月29日、橋口区洗脳班に強制連行し、洗脳による迫害を実施した。周愛琳さんは自分の信仰を貫き、誓約書を書かなかった。 武漢市礄口区「610弁公室」、礄口区栄華街栄華コミュニティは、「三書」の目的を達成することができないと考えた。
新年を迎え、本来ならば家々で団らんを過ごしているが、しかし、周さんは家族の元に戻ることが許されず、「三書」に応じなければ、別の場所に移すと脅された。
四、経済による迫害
明慧ネットの報道によると、1～2月、中共の警官が学習者の家に押し入り、59万5237元と1万100米ドルを奪い、16人の高齢学習者は年金を差し押さえられた。
1～2月、中共の警察による不当な家宅捜索と奪われた現金に関する統計
| 名前 | 省 | 市 | 県・区 | 家宅捜索 | 奪い去った現金（元） | 60歳以上 |
| 劉兵歓 | 山東省 | 済南市 | 家宅捜索 | 1万100米ドル | ||
| 李萍 | 江西省 | 九江市 | 柴桑区 | 家宅捜索 | 21万 | |
| 劉玉華 | 吉林省 | 通化市 | 家宅捜索 | 15万1000 | 69 | |
| 陳娟 | 吉林省 | 長春市 | 5万 | |||
| 曹春花 | 四川省 | 眉山市 | 彭州区 | 4万 | ||
| 韓桂雲 | 遼寧省 | 営口市 | 3万2200 | 85 | ||
| 孫德国 | 黒竜江省 | 大慶市 | 家宅捜索 | 3万 | ||
| 戴志東 | 黒竜江省 | 大慶市 | 家宅捜索 | 1万5000 | ||
| 楊立君 | 黒竜江省 | 鶏西市 | 恒山区 | 家宅捜索 | 1万3277 | 67 |
| 張立国 | 黒竜江省 | 大慶市 | 家宅捜索 | 1万 | ||
| 徐廷松 | 福建省 | 南平市 | 浦城県 | 家宅捜索 | 7000 | |
| 李忠英 | 天津市 | 武清区 | 家宅捜策 | 5000 | 79 | |
| 矯麗田 | 吉林省 | 吉林市 | 家宅捜索 | 5000 | ||
| 馮鳳雲 | 吉林省 | 吉林市 | 高新区 | 家宅捜索 | 5000 | 83 |
| 劉蓉 | 雲南省 | 昆明市 | 東川区 | 家宅捜索 | 3000 | |
| 徐菊英 | 江蘇省 | 泰州市 | 靖江市 | 3000 | ||
|
聶玉蘭 |
河南省 | 鄭州市 | 家宅捜索 | 2600 | 76 | |
| 楊明强 | 江蘇省 | 昆山市 | 家宅捜索 | 2000 | 74 | |
| 姜文玲 | 江蘇省 | 昆山市 | 家宅捜索 | 2000 | 70 | |
| 黎心尭 | 江西省 | 萍郷市 | 家宅捜索 | 1800 | 80 | |
| 袁群瑞 | 広東省 | 河源市 | 源城区 | 家宅捜索 | 1000 | |
| 潘勤 | 北京市 | 石景山区 | 家宅捜索 | 1000 | 80代 | |
| 孔良霞 | 山東省 | 臨沂市 | 河東区 | 1000 | ||
| 曹玉芹 | 吉林省 | 吉林市 | 永吉県 | 家宅捜索 | 1000 | 66 |
| 周爱蘭 | 江苏省 | 泰州市 | 靖江市 | 1000 | ||
| 梁淑清 | 北京市 | 房山区 | 家宅捜索 | 600 | ||
| 黎心尭 | 江西省 | 萍郷市 | 家宅捜索 | 500 | 80 | |
| 李萍 | 河南省 | 周口市 | 淮陽区 | 家宅捜索 | 400 | |
| 張正碧 | 四川省 |
遂寧市 |
家宅捜索 | 360 | 74 | |
| 崔洪君 | 吉林省 | 通化市 | 輝南県 | 家宅捜索 | 300 | |
| 劉淑芳 | 吉林省 | 吉林市 | 永吉県 | 家宅捜索 | 200 | 77 |
| 合計 | 259万5237元、1万100米ドル | |||||
1～2月、中共による学習者の年金差し押さえに関する統計
| 名前 | 省 | 市 | 県・区 | 年金の差し押さえ | 60歳以上 |
| 李翠荣 | 山西省 | 朔州市 | 朔城区 | 年金が奪われる | |
| 陳星伯 | 河北省 | 邢台市 | 年金の差し押さえ | 70 | |
| 李文鳳 | 重庆市 | 合川区 | 年金の差し押さえ | ||
| 黄玉莉 | 広東省 | 湛江市 | 雷州市 | 年金の差し押え | |
| 劉紹君 | 遼寧省 | 撫順市 | 望花区 | 扣年金の差し押さえ | |
| 代作蘭 | 湖南省 | 岳楊市 | 君山区 | 年金の差し押さえ | |
| 高志君 | 四川省 | 南充市 | 順慶区 | 年金の差し押さえ | |
| 田凌全 | 吉林省 | 舒蘭市 | 年金の差し押さえ | ||
| 楊国枢 | 吉林省 | 舒蘭市 | 年金の差し押さえ | ||
| 楊魂富 | 湖北省 | 武漢市 | 礄口区 | 年金の差し押さえ | |
| 朱瑞敏 | 遼寧省 | 営口市 | 年金の差し押さえ | 81 | |
| 付秀芹 | 北京市 | 石景山区 | 退職金と医療保険の取消し | ||
| 蒋德君 | 重慶市 | 合川区 | 年金支給停止 | 76 | |
| 陶永紅 | 広東省 | 茂名市 | 年金支給停止 | ||
| 王暁燕 | 内モンゴル | 赤峰市 | 年金支給停止 | ||
| 劉立娟 | 遼寧省 | 錦州市 | 年金支給停止 | 70歳前後 |
迫害事例
1、吉林省通化市の老站派出所に連行された劉玉華さんと于桂蘭さん、家財を略奪されたあと釈放
2月13日、老山街で法輪功迫害の真実を伝えていた学習者・劉玉華さん（69）と于桂蘭さん（73）は、法輪功の真実を知らない老站派出所の警官に連行された。午後から、派出所の複数の警官は、2人から奪った鍵を使って、捜索の名目で公然と略奪を働いた。劉玉華さんの自宅からは、現金15万元が奪われたほか、1000元相当の小銭、パソコンやプリンターなど多数の私有財産が奪われた。 劉玉華さんの夫は、脳血栓症のため妻の介護が必要になっている。同時に、警察は于桂蘭さんの家にも行き、現金数万元を略奪した。 于桂蘭さんの息子は脳血栓症のため働けず、生活は母親のサポートと介護が必要である。
2月14日午後8時頃、入所前の健康診断で基準に達しなかったため、通化拘置所から入所を拒否され、現在は自宅で待機させられている。
2、四川省眉山市の曹春花さんは7日間不当に拘束され、4万元を奪われる
1月25日午後、大法弟子・曹春花さんは彭山区観音郷で、人を救うためのステッカーを貼り付けていたとき、 法輪功の真実を知らない人に通報され、３枚目を貼り付けていたところ、警官に不当に逮捕され、7日間拘留され、4万元を奪われた。大晦日に保釈され、自宅に戻った。
五、124人の高齢学習者が連行・嫌がらせを受ける
明慧ネットが報道した統計によると、1～2月、中共の警察とコミュニティ関係者は、124人の高齢学習者を連行・嫌がらせの迫害を行った。 その内訳は、連行が73人、嫌がらせが51人で、90歳以上が1人、80〜90歳が32人、70〜80歳が69人、60〜70歳が22人であった。
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1～2月、60歳以上の学習者124人が連行・嫌がらせを受ける 1～2月、中共の警察による80歳以上の高齢学習者を連行した統計 |
| 名前 | 省 | 市 | 県・区 | 家宅捜索 | 奪われた現金（元） | 80歳以上 |
| 陳社傑 | 湖南省 | 長沙市 | 家宅捜索 | 87 | ||
| 何文薈 | 吉林省 | 吉林市 | 86 | |||
| 司玉桂 | 北京市 | 海淀区 | 家宅捜索 | 84 | ||
| 李維新 | 遼寧省 | 錦州市 | 84 | |||
| 馮鳳雲 | 吉林省 | 吉林市 | 高新区 | 家宅捜索 | 5000 | 83 |
| 陳偉勤 | 上海市 | 宝山区 | 82 | |||
| 潘勤 | 北京市 | 石景山区 | 家宅捜索 | 1000 | 80 | |
| 徐同修 | 湖北省 | 麻城市 | 80 | |||
| 唐珮琏 | 湖南省 | 長沙市 | 家宅捜索 | 80 | ||
| 胖王 | 遼寧省 | 錦州市 | 80 | |||
| 劉慧菊 | 黒竜江省 | 双鴨山市 | 尖山区 | 家宅捜索 | 80 | |
| 黎心尭 | 江西省 | 萍郷市 | 家宅捜索 | 1800 | 80 | |
| 黄智傑 | 湖南省 | 長沙市 | 家宅捜索 | 80 | ||
| 胡時順 | 四川省 | 楽山市 | 家宅捜索 | 80 | ||
| 陳素英 | 四川省 | 楽山市 | 家宅捜索 | 80 | ||
| 曾孃孃 | 四川省 | 楽山市 | 家宅捜索 | 80 | ||
| 朱孃孃 | 四川省 | 楽山市 | 家宅捜索 | 80 |
1～2月、中共の警察による80歳以上の高齢学習者を嫌がらせした統計
| 名前 | 省 | 市 | 県・区 | 家宅捜索 | 奪われた現金（元） | 80歳以上 |
| 劉燦 | 四川省 | 成都市 | 家宅捜索 | 91 | ||
| 徐樹君 | 黒竜江省 | 鶏西市 | 88 | |||
| 韓桂雲 | 遼寧省 | 営口市 |
3万2200 |
85 | ||
| 曾志平 | 湖北省 | 天門市 | 84 | |||
| 劉盛会 | 北京市 | 西城区 | 84 | |||
| 司玉桂 | 北京市 | 海淀区 | 84 | |||
| 叶代琼 | 四川省 | 広安市 | 鄰水県 | 家宅捜索 | 84 | |
| 王傅雲 | 黒竜江省 | 鶏西市 | 82 | |||
| 于憲栄 | 山東省 | 済南市 | 歴城区 | 81 | ||
| 趙玉芹 | 吉林省 | 吉林市 | 龍潭区 | 家宅捜索 | 81 | |
| 朱瑞敏 | 遼寧省 | 営口市 | 年金の差し押さえ | 81 | ||
| 陽明鳳 | 湖南省 | 常德市 | 臨澧県 | 80 | ||
| 唐珮琏 | 湖南省 | 長沙市 | 家宅捜索 | 80 | ||
| 趙淑鳳 | 吉林省 | 吉林市 | 高新区 | 80 | ||
| 黎心堯 | 江西省 | 萍乡市 | 家宅捜索 | 500 | 80 | |
| 黎心尭 | 江西省 | 萍郷市 | 80 |
まとめ
二十数年間、中共は法輪功への血まみれな迫害で無数の冤罪を生み出し、それは中共の無法な反社会的な性質と邪悪な本性を反映している。中共が法律を遵守せず、法治を破壊して学習者を迫害するだけでなく、すべての人を危険にさらし、中国国民の最も基本的な権利が保障されていない。中共を放棄してこそ、中国は真に法治を実現し、正義を回復し、法輪功とその学習者の汚名を晴らすことができるのである。
添付資料：ダウンロード（96.2KB）
2022年中国での連行状況に関する統計
2022年中国での嫌がらせ状況に関する統計
2022年中国での洗脳状況に関する統計
2022年迫害で死亡した学習者に関する統計
（完）
