【明慧日本2022年3月25日】広東省梅州市の法輪功学習者・曾繁傑さん(男性)は2021年11月5日、梅州市梅県区裁判所に懲役8年と罰金8万元の判決を宣告された。そして、2022年2月14日、曾さんは広東省北江刑務所に送られ、拘禁された。
曾さんは法輪功を学んでから、「真・善・忍」の基準に自分を要求し、より良い人になるよう努力し、心身ともに恩恵を受けた。
曾さんの父親・曾海平さんも法輪功学習者で、法輪功の信仰を堅持しているとして、中国共産党当局に繰り返し迫害を加えられた。2001年正月ごろ、父親は連行され、労働教養処分を受け、広東省三水労働教養所に拘禁された。1年後、教養所から出たばかりだが、また、梅州市の洗脳班に連行された。2002年8~10月、父親は再々、連行された。自白強要の拷問を加えられたため、手足の骨が折れた。その後、父親は懲役5年6カ月の判決を下され、広東省第三刑務所に送り込まれた。
2018年6月21日、曾さんの両親と妻・朱素蓉さんの3人は梅州市公安局、梅江区と梅県区公安分局の警官に連行され、家宅捜索をされた。当日の午後4時、母親は解放され、夜10時過ぎ、妻も解放されたが、父親は警官に「自首」するようにと勧められた。それで、父親は家から離れ、放浪生活を余儀なく強いられた。
しかし、父親は2019年3月22日、再度懲役5年の実刑判決を言い渡され、同年6月に広東省四会刑務所に送られた。
2021年1月26日、曾さんは借家から梅州市公安局梅江分局金山派出所の警官によって、連行された。その後、梅県区留置場に拘禁された曾さんは、2021年11月5日、懲役8年の実刑判決と罰金8万元を言い渡された。
2022年2月14日、曾さんは広東省北江刑務所に送り込まれたという。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)