遼寧省の張傑さんに3度目の不法な実刑判決
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 【明慧日本2022年3月30日】遼寧省撫順市の法輪功学習者・張傑さん(67歳女性)が2月末、法輪功を実践したとして、望花区裁判所に懲役3年の不当な判決と5000元の罰金を強要された。張さんの家族は判決を知らされていなかった。張さんは判決を不服として控訴している。

 張さんが心身共に健康になる法輪功を信仰した理由で不法に判決を受けるのは今回で3回目である。張さんは以前、法輪功の素晴らしさについて人に話したとして、2002年2月に4年、2012年10月にさらに3年の懲役を言い渡されたことがある。張さんは拘禁中、心臓病と結核を発症した。2回目の拘禁中、張さんは馬三家病院に拘禁され、家族が面会に行くときはいつも車椅子に乗せられていた。

 張さんは2021年8月31日、地元の市場で法輪功について人々に話したことを通報され、連行された。警官は張さんの家を家宅捜索し、法輪功の本を押収した。

 警官は、張さんを撫順拘置所に拘禁した。2021年9月10日、張さんの連行が許可された。2021年11月2日、張さんの弁護士が張さんに面会した。

 張さんの家族は、2021年9月から2022年2月にかけて張さんのために用意した3000元の保証金を使い果たしたため、張さんが拘禁中に何らかの病状に苦しんでいるのではないかと疑っている。看守側は「張さんの身体検査に使った」と主張している。

 張さんは1回目の拘禁から帰宅後、年金も停止された。当局は、拘禁中の張さんに年金を受け取る権利はないと主張した。そして、拘禁されていた期間に受け取った6万元の返済を命じられて、再び年金の支給が再開されることになった。張さんは資金を借りて支払ったにもかかわらず、社会保障庁は恣意的に張さんの年金を減らし、張さんは毎月2000元以下しか受け取っていなかったのである。

 張さんの連行は、89歳の母親にとって大きな痛手となった。母親は歩行が困難で、介護が必要な母は娘の張さんが早く帰ってくれるよう待ち望んでいる。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/3/10/439880.html)
 
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