湖南省の会計士・莫利瓊さん 1年以上不当に拘禁
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 【明慧日本2022年4月13日】(湖南省=明慧記者)湖南省湘潭市の会計士で法輪功学習者・莫利瓊さんは昨年2月5日夜、楊嘉橋鎮の峽山湘水源を通りかかったとき、そこに待ち伏せていた警官に連行され、湘潭市留置場に拘禁された。現在に至るまで、莫さんは不当に拘禁されてすでに1年以上が経った。

 莫さんの80代の母親と家族は、何度も湘潭裁判所に行き、莫さんの無罪での解放を求めたが、裁判所は案件の担当者と責任者にも会わせることはなかった。

 莫さんは1970年生まれ、湖南省湘潭県の出身で、素直で大らかな性格。仕事も熱心で、家庭では親孝行で、子供の面倒もしっかり見ている。

 しかし、心が優しい有能な莫さんは、「真・善・忍」の信仰を堅持し続けたという理由で、当局の関係者から繰り返し迫害され、かつて6回も拘束されたことがあり、累計10年以上拘禁された。期間中、莫さんは両手を背中に回され手錠をかけられ、後ろでにして手錠の間に入れた木の棒を持ち上げられる拷問(蘇秦背剣と呼ばれる)を受けたほか、厳しい寒さの中で凍えさせられ、暴力的に灌食され、睡眠を剥奪され、独房に閉じ込められるなどの拷問を受けた。2003年8月25日、莫さんは長沙市で連行された後、懲役9年の実刑判決を言い渡され、湖南省女子刑務所に拘禁された。拘禁中、莫さんは勤務先に解雇され、莫さんの夫も圧力の下で莫さんと離婚した。

酷刑示意图:背铐

拷問の再現:蘇秦背剣

 2012年3月12日、莫さんは冤罪を終えて帰宅したとき、息子は10歳で、もう母親のことは覚えていなかった。莫さんは解放されてから7日目に財務部長としての仕事を見つけ、夫に対して一切恨んでおらず、現在まで息子の生活費を負担している。

 2012年、莫さんは長沙康竜会社の財務マネージャーとして勤務していたとき、同業社の中で最弱だった中小企業を最強に立ち上げ、上場に成功させた。 2017年から、莫さんは広州に赴任し、財務部長として勤務している。休みの日には必ず湘潭市に帰り、両親や子供と一緒に過ごしていた。

 2021年2月初旬、莫さんは両親と息子と一緒に旧正月を迎えるため湘潭市に戻った。2月5日の夜9時頃、莫さんは外出した際に、待ち伏せていた警官に連行され、今なお拘禁されている。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/4/6/440954.html)
 
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