雲南省昆明市の張暁華さん、李萍さん、田雲波さんは不当な判決を宣告される
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 【明慧日本2022年4月25日】雲南省昆明市の法輪功学習者・張暁華さん(67歳女性、昆明市出身)、李萍さん(60代女性、黒竜江省出身)、田雲波さん(51歳男性、昆明市出身)は1月19日、五華区裁判所に違法にオンラインで開廷され、その後、それぞれ懲役3年6カ月、3年2カ月、3年の不当な判決を宣告された。検察官は五華区検察庁の章クン(女性)、陳偉達(検察官のアシスタント)、裁判官は五華区裁判所の張贇である。

 3人の法輪功学習者は心身共に健康になり、良い人になるために、真・善・忍に基づき法輪功を修煉していたが、中共の迫害により、以前にも不当な判決を宣告されたことがある。李さんはかつて懲役2年、田さんは2年の労働教養処分、2005年7月に懲役1年6カ月の実刑を受け、一度、洗脳班に送り込まれたことがある。

 2021年8月16日午後、張さんは昆明市宮渡区の子君路星雲園に在住する友人宅を訪ねた折、警官・段進春などに侵入され、ボデーチェックを受けた。それから宮渡区矣六派出所に連行され、自宅も家宅捜索された。

 同時に連行されたのは李さんと田さんなどである。連行行動に加担したのは宮渡区の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関、以下、国保)の警官及び矣六派出所の警官、コミュニティーの従業員などである。国保の警官はその場で学習者の名前をすぐに言ったことから、以前から尾行していたことが考えられる。

 8月16日の夜7時、身元不詳の私服5人の人員は李さん宅の所在地の派出所の警官に案内され、李さん宅に侵入した。部屋に飾ってあった「福」2枚、李さんの娘の帽子、コート1枚を押収した。法律の流れに従わず、立会人もいないまま、私服の人員関係者1人は携帯電話で録画をした。また、押収物のリストも出さずに去った。

 17日、張さんと李さんは宮渡区支局に「法律実施を破壊する罪」を口実に、刑事拘禁され、昆明市留置場で拘禁された。田さんは昆明市宮渡区留置場で拘禁されている。

 家族は担当の検察官・章クンに逮捕を承認しないための申請書を出した。家族は張さんが拘禁の条件を満たしていないと主張した。張さんは友人宅を訪問したのは事実だが、これだけでは犯罪の事実にならない。張さん宅には法輪功の書籍があることは事実だが、これも犯罪の事実にならない。張さんの個人財産は法律の実施を破壊することと全く関係なく、犯罪の証拠にならない。罪名と全く関係性がないことを指摘した。

 しかし、五華検察庁は事実と法律の規定を無視し、家族が提出した「逮捕を承認しないための申請書」を無視し、3人の逮捕礼状を発付した。その後、いわゆる有罪の証拠を収集し、案件を五華区裁判所に提出した。五華区裁判所は公安及び検察庁の段階の違法行為を無視し、3人に不当な判決を宣告した。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/4/18/441414.html)
 
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