労働教養で5年拘禁された山東省の李暁霞さん、再び迫害に直面する
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 【明慧日本2022年5月2日】山東省徳州市に住む法輪功学習者・李暁霞さん(50代女性)は、2021年11月2日、徳州市公安局と平原県公安局の多くのパトカーが出動し違法に連行された。同時に複数の法輪功学習者も連行された。李さんは徳州市拘置所に拘禁されており、連行が承認された。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来中国共産党によって迫害されている。

 李さんは、法輪功を始める前は、とても辛い生活をしていた。それは李さんの夫には、前の結婚で3人の子供がおり、夫の母親と脳の病気を持つ叔父も一緒に住んでいて、李さん自身も病気を持っていた。

 1999年2月、李さんは親戚から法輪功を勧められた。李さんは、法輪功の主要な書籍である『轉法輪』を読んで、人生の苦難は自分の業の負債に関係していることを理解した。李さんは、夫に恨みを抱くことがなくなり、自分の性格を改善すると、家庭が円満になった。その結果、夫は酒をやめ、思いやりのある性格になった。

 1999年7月20日に、共産党政権は法輪功への全面的な弾圧を発動した。李さんは何度も連行され、嫌がらせを受けた。李さんは2回の労働教養で合計5年間拘禁された後、法輪功の信仰を理由に再び迫害を受けている。

 2000年10月8日に、平原県610弁公室の咸徳海、国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)の李峰は、李さんを直接王村労働収容所に連れて行き、3年間拘禁するよう命じた。

 2006年4月25日、李さんは再び自宅で連行され、地元の拘置所に連行された。李さんは逃げ出し、放浪生活を余儀なくされた。数カ月後、李さんは家族に会うために家に戻ったが、再び連行され、2006年9月に済南第一女子労働収容所に連れて行かれ、2年間拘禁されることになった。

 李さんは拷問を受け、労働収容所で拘禁されている間、無給で働くことを強制された。看守はしばしば李さんを長時間固い便器に座らせ動くことを禁止した。そして、李さんに対して暴言を吐いた。

 2016年5月、警察は再び李さんに嫌がらせをし、派出所で法輪功を放棄する書類に署名するように言った。従わなければ毎日嫌がらせをすると脅された。

 5月16日、李さんは午前8時半に開発区派出所に出頭しなかったため、車に乗った警官が李さんの家に押し入り、嫌がらせと脅迫を行った。

 2021年3月、2人の警官と村の書記が李さんの家に行き、法輪功の放棄を強制しようとしたが、高さんは家にいなかった。

 李さんは2021年11月2日、再び連行された。

 同じ日に連行されたもう1人の学習者・曹暁燕さんは数日後に釈放され、6カ月間住居監視下に置かれた。警官は曹さんが外出することを許さなかった。後で、曹さんは、警官らが自宅のソファーの下に盗聴器を設置したことを発見した。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/3/13/440016.html)
 
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