湖北省黄岡市の袁王柱さん 不当に懲役4年6カ月
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 【明慧日本2022年5月2日】(湖北省=明慧記者)湖北省黄岡市(こうこうし)黄梅県(こうばいけん)の法輪功学習者・袁王柱さん(70歳男性)は、2020年6月に法輪功迫害の資料を配布したという理由で連行され、身柄を拘束され、その後不当に懲役4年6カ月を宣告された。現在、湖北省沙陽農場範家台刑務所九管区で迫害されている。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが1999年以来から中国共産党によって迫害されている。

 袁さんは黄梅県大河鎮花園山村の出身。7歳の時に飢饉に見舞われ、両親の留守中にトウゴマの種を摘んで炒って食べたところ、中毒になった。胃が痛くて叫び出し、吐いたり下痢したりした。当時は周りに家族がいなかったので一命は取り留めたが、それ以来、頭痛とめまいを毎年発病し、なかなか治らない。その後、胃の病気や頸椎症、関節リウマチに悩まされ、各地の医療機関に助けを求めても、根治できなかった。

 1998年、袁さんは友人から法輪功が病気を取り除く奇跡的な効果があると聞き、試してみようと思い、煉功をし始めた。煉功点まで往復4キロあるので、当時は大隊党支部書記を務めていた袁さんは忙しくて、夜しか煉功点に行けなかった。煉功を始めてわずか2カ月で、体が良くなり歩き方が軽快になっていた。 その後、自宅で煉功し始めた。

 1999年7.20、江沢民グループによる法輪功への迫害が始まってから、袁さんは残酷な迫害を受けていた。袁さんは長い間監視下におかれ、警官に嫌がらせをされ、修煉を断念せざるを得なくなった。

 2009年、めまいが再発し、地元の病院では治療ができず、武漢同済病院で2回治療を受けたが、持病が治らないだけでなく、薬の副作用で腎臓に障害もあり、まっすぐ立つことができず、体を90度に曲げ這いずり回ることが多くなった。間もなく毎日この状態が現れ、とても苦しくなり、腎臓のダメージが長く続けば、やがて腎臓は機能しなくなり、死んでしまうと袁さんは思った。仕方なく、法輪功を再び煉り始めると、1年足らずで体のあらゆる面が大きく改善され、食事の量も倍増した。その後も煉功を続け、胃の不調や頸椎症、関節炎などがすべてなくなった。

 2020年6月、袁さんは法輪功迫害に関する資料を配布していたところ、真相を理解していない村の役人に通報され、大河鎮派出所と黄梅県の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)に連行された。後に、武穴市裁判所に懲役4年6カ月を宣告された。現在、湖北省沙陽農場範家台刑務所九管区で迫害されている。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/4/21/441531.html)
 
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