ルーマニアのクルージュで法輪功迫害の実態を伝える

 

　【明慧日本2022年5月5日】2022年2月25日から27日にかけて、ルーマニアの法輪功学習者（以下、学習者）がクルージュ市の中央公園とマラスティ広場に集まり、人々に法輪功の功法を紹介し、23年近くに及ぶ中国共産党（以下、中共）による法輪功への迫害の実態を暴露し、迫害停止を求める署名を呼びかけた。

2月25日から27日にかけて、学習者たちは中央公園で法輪功を煉功した

学生たちは、中共による法輪功迫害の実態を知り全員で迫害を停止するための請願書に署名をした

2月27日、クルージュ市中央公園で署名する通行人

　迫害に反対して法輪功を支援する署名をする人々

　クルージュ市では、多くの人は真相の資料を受け取り、中国で起きている迫害について多く知りたがっている。初めて法輪大法を知った人たちは、中国で起きている迫害を聞いて衝撃を受けた。「中共は悪いことを何でもできる」「ルーマニアの共産党が国民に対して犯した罪を忘れてはいない」と確信する市民もいた。また、法輪大法を知っていて、手作りの蓮の花と真相の資料を受け取り、中共による法輪功迫害を停止するための請願書に躊躇することなく署名をしたという人もいた。

クルージュ市中央公園でハスの花と法輪功迫害の真相資料を
受け取っている市民

　真相資料を受け取った女性は、「『轉法輪』を読んだので、公園に行ってグループ煉功に参加します」と話した。

　もう一人の女性は、法輪功の横断幕を見て、「真・善・忍は、とても素晴らしい！」と言った。他の2人の女性は、中共による法輪功への迫害を知った後、迫害を止めるために何ができるかを尋ねた。

　マラスティ広場では、法輪功のことを知ったエミリアさんは、中共による法輪功迫害を阻止するための請願書に署名をした。彼女は、「こんなことが起こって、悲しいです。どうして人類はこんなに悪くなってしまったのでしょう」と言った。

　ウクライナのオデッサ州から来た難民の二人ずれは、男性はオーストラリア出身のジェラードさん、女性はウクライナのオデッサ州出身のビクトリアさんだった。学習者たちは、大法の修煉と迫害について話しをし、二人に手作りの蓮の花を手渡した。また、学習者たちは、「真・善・忍の3つの言葉を、どこにいても忘れないでほしい」とビクトリアさんを励ました。ウクライナの女性は、うなずきながら、理解し感謝した。

　2月27日、クルージュ中央公園で、二人の女性が学習者の煉功を見て、興味を示した。中国で迫害が続いていることを学習者が伝えると、「中共は、何故学習者を迫害するのですか」と聞いてきた。学習者は、前の国家主席江沢民が法輪大法を学ぶ人が急に多くなったことに対して非常に嫉妬していたこと、1999年に迫害が始まる前の中国では、1億人ほどの人々が法輪大法を修煉していたことを伝えた。二人の女性はうなずき、理解した。

クルージュ市の中央公園で、二人の女性（左と右）が真相を聞いた

　公園で親子が一緒に真相を聞いている　

　中央公園にいた子供たちは、法輪功迫害についてのパネル資料を見た後、何人かは親を連れて来て学習者のブースに足を運んだ。

子供たちが真相資料を見ている

　ある女性は8歳くらいの小さな女の子を連れて学習者のブームにやってきて、「娘があなたたちに興味を持ったので、ここでやっていることを見に来ました」と学習者に伝えた。そして、学習者は彼女に法輪大法の功法を紹介し、幼い女の子に蓮の花を選ぶように言った。

　また、学習者のブースには、3家族で4人の小さな子供を連れた人達も来ていた。ある学習者は両親に法輪功を紹介し、また、法輪大法の学習者は23年近く、中共が中国で行った残虐行為を暴露する活動を行い、世界中の人々が中共を認識し、中共の宣伝に騙され残虐行為の犠牲者にならないことを願っていることを話した。

　「私を理解してくれる人を見つけた」

　60歳の男性がブームに近づき、学習者の語る真相に耳を傾けながら、最初は少し戸惑い、「私たちは中国人と何の関係があるのでしょうか？　私たちルーマニアの文化はとても美しく、中国とは全く異なるものです」と話した。

　学習者たちは、「文化には違いがあることは悪いことではない」と話した。中国には5,000年の素晴らしい文明があったが、共産党政権が成立して以来、計画的に破壊されてきた。共産主義という言葉を聞くと眼差しも口調も和らぎ、共産主義支配下のルーマニアの悲惨な経験を語ってくれた。

　真相を聞いた男性は完全に心を開き、しばらく学習者と話を続けた後、学習者は小さな蓮の花を手渡し、先ほど説明した法輪功の「真・善・忍」の原則を思い出してほしいと伝えた。彼は学習者に「ありがとう、私はずっと自分を本当に理解してくれる人を探していました」と話した。「今日、私はやっと私のことを理解してくれる人に出会えました」と言って、とても幸せな気持ちで帰っていった。

　若者は誤解から真相を理解するようになる

　7、8人の若者も立ち止まって見ていたが、そのうちの一人が大法へのマイナスなコメントを言った。学習者は、「あなたの言っていることは真実ではありません」と丁寧に説明した。その後、学習者はそれぞれにチラシを渡し、www.falundafa.orgというネットにそれぞれの言語のウェブサイトがあり、それを読んで、中共のプロパガンダに騙されないようにと伝えた。

外国から来た若者たちは、中国でおきている法輪功迫害の実態を知った

　また、学習者たちは若者たちに、「私たちは心身の健康増進のために煉功を行い、真・善・忍の原則に従ってより良い人間になるために努力しています。世界中の学習者は、人々に自発的に無償で法輪功の功法を教えています」と伝えた。

　その後、若者たちは学習者のブースまで行き、真相資料を受け取り、帰り際にそれぞれ蓮の花を受け取っていた。