【明慧日本2022年5月6日】(明慧記者=章韻)2022年5月13日は、法輪大法が世界に伝え出されて30周年であり、第23回目の世界法輪大法デーである。昨年は、カナダの10の自治体で「法輪大法デー」を記念して「旗揚げ式」が行われた。今年は4月下旬からすでに20の自治体で、「旗揚げ式」やランドマークのライトアップが行われており、法輪大法が世界に広く伝わって30周年と、5月13日の世界法輪大法デーを祝うとともに、法輪大法が社会と人々にもたらした恩恵に敬意を表した。
動画:「世界法輪大法デー」を祝して、今年最初に「旗掲げ式」が行われたのは、カナダ・オンタリオ州ミルトン市で、4月29日午後3時、ゴード・クランツ市長自らが司会を務めた。旗の掲揚期間は一週間である。 |
カナダの他の自治体でも、2022年の「世界法輪大法デー」を祝うために、象徴的な建物のライトアップが相次いで行われている (写真は、2021年の点灯式の様子) |
最初に「旗揚げ式」を行った自治体 市長が自ら司会を務める
今年最初に「旗掲げ式」が行われたのは、オンタリオ州南部のグレータートロントの北西に位置するミルトン市である。カナダで数少ない高等教育レベルと多元文化の市であり、同時に、マスタープランと開発の面で最も急速に発展している市の一つでもある。トロントから車で1時間のところにあるミルトン市は、9年連続で法輪大法に褒賞を贈っている。今年の「旗揚げ式」には、ゴード・クランツ市長自らが司会を務めた。
4月29日午後3時、クランツ市長は市庁舎前に現れ、待っていた法輪功学習者(以下、学習者)と握手をした後、表彰状を読み上げた。
市長歴42年、85歳のクランツ市長は興奮気味に「法輪大法月間の褒賞が始まります!」と宣言した。
市長公布:
2022年5月を「法輪大法月間」とする。
今年は法輪大法が広く伝わってから30周年に当たり、カナダ全土で記念行事が行われます。そこで、ミルトン市は5月を「法輪大法月間」と定めました。
5月、学習者たちはこの素晴らしい一時を祝うために、様々なイベントを開催します。
法輪大法は法輪功とも呼ばれ、世界中で認められています。数千通もの褒賞と支持の手紙を受け取っています。法輪大法が地域社会の調和に貢献していることは、誰の目にも明らかです。学習者は、この中国伝統の修煉法を用いて、自分の一つの思い、一つの考えを律し、道徳を高めると同時に、身体もさらに健康になります。
よって、私はミルトン市長として、2022年5月をミルトン市の「法輪大法月間」とすることをここに宣言し、市民がその祝典行事を支援することを奨励します。
ミルトン市ゴード・クランツ市長
ミルトン市のゴード・クランツ市長より、法輪大法に贈られた褒賞 |
学習者による旗の掲揚
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褒賞を読み上げた後、クランツ市長自ら秘書に「世界法輪大法デー」の旗を取り出させ、旗竿に取り付け、学習者が旗の掲揚を始めるように指示した。そしてクランツ市長は、喜びに満ち「1、2、3、『世界法輪大法デー』旗の掲揚を開始します」と号令を発した。
「世界法輪大法デー」、「真・善・忍」、「大法が世界に広く伝わって30周年」と書かれた旗が、トランペットとスネアドラムの演奏とともに、オンタリオ州ミルトン市役所前でゆっくりと掲げられ、カナダ国旗とオンタリオ州の州旗と並んで立っていた。 その場にいた学習者たちは、この歴史的な瞬間を共に見届けた。
褒賞を読み上げる市長
4月29日の「旗揚げ式」でクランツ市長は自ら司会を務め、5月をミルトン市の「法輪大法月間」と宣言した |
「旗揚げ式」でクランツ市長は、「過去20年間で、ミルトン市は多元文化のコミュニティーになりました。 私は、あらゆる異なる文化や宗教を受け入れています。社会において一部の人が抑圧されていることを知っています。この祝典はミルトン市やカナダだけでなく、世界中の人々にとって本当に大切なものであることを、私はよく理解しています。 したがって、この褒賞を読み上げることができることを嬉しく思います。
クランツ市長は、「私から見れば、この団体(法輪功)がやっていることは、地域社会全体にとって有意義なのです。 社会全体に有意義であるならば、私はそれを支持します」
「世界で一部の人は抑圧されており、信仰を実践できない人たちがいます。それは私の個人的なスタイルに反するもので、そんなことは起こって欲しくないし、存在して欲しくもありません」
クランツ市長は、本来ならば、お互いを尊重し合うことが、地域教育の本当の意義の所在だと述べた。そして「時には、それは自然ではなく、正しい導きが必要なのです」と話した。また、ミルトン市が9年連続で法輪大法に褒賞を贈ったことについて、市長は、「個人的な勇気を褒め称える必要がなく、批判を恐れる必要はなく、ただ正しいことを貫き、正しいことの後ろ盾になって守ってあげるのです。これはミルトンに限らず、全国、全世界で行うべきことです」
「コナラの種から大きな木に成長したように、事態の発展に伴い、物事はさらに強くなるのです」と語った。
イベントリーダー「市長の過去23年間の支持に感謝致します」
ミルトン市行政、クランツ市長、市議会の法輪大法への支持に「感謝いたします」と話す、イベント責任者の張丕興氏 |
この度のイベントには、トロントからと地元の学習者の30人が参加した。トロントから参加したイベントの責任者である張丕興氏は、ミルトン市行政、クランツ市長、市議会が法輪大法を支持していることに感謝した。張氏は、「法輪功学習者がクランツ市長と出会ったのは23年前で、ちょうど中共が法輪功を迫害し始めた時期でした。 クランツ市長は善良で、思いやりのある、正義感のある市長です」と述べた。
また「過去9年間、ミルトン市は毎年、私たちのために『法輪大法月間』を祝ってくれています。 クランツ市長の素晴らしい仕事ぶりと、私たちに見せてくれた愛情にとても感謝しています」
「クランツ市長は、すでに大法と大法の真実を深く理解されています。今日はとても興奮しています。 『旗掲げ式』には自ら司会をしてくださり、私たちにとって大変光栄であり、とても嬉しいことです。 これは全世界の祝賀の瞬間であり、大法弟子にとって非常に輝かしい瞬間でもあります」と述べた。
張氏は最後に、「オンタリオ州には、景色の美しい町がたくさんあります。さらに、『法輪大法デー』を祝う旗は、とても美しい景色を作り出し、新しい形式を切り開いたのです」と語った。
法輪功代表者がカナダ政府に感謝する
地元の法輪功代表者ミシェール・キュイ氏は、ミルトン市行政、クランツ市長および市議会の法輪大法への支持に感謝の意を表した |
地元の法輪功代表者のミシェール・キュイ氏は、ミルトン市行政、クランツ市長および市議会の法輪大法への支持に感謝の意を表した。1999年に始まった中共による法輪功への迫害を、カナダ政府が国際的に初めて公に非難した国であり、カナダの各レベルの政府は、法輪大法の真・善・忍という崇高なる理念を賞賛しているという。キュイ氏は、「過去数十年間、カナダ各レベルの政府と国民は、法輪大法が提唱する真・善・忍の理念を非常によく理解されています。同時に、カナダ政府と国民に法輪功が認められ、支持と尊重を示しています」
キュイ氏はさらに、「長い年月を経て、人々は大法に対する認識をますます深めています。 迫害の初期を振り返ると、海外にいながら、特に最初の2年間は大きなプレッシャーを感じていました。今ではすべてが違うように感じ、空が澄んでいて、体も心もリラックスしています。 大法が広く伝わりとても殊勝に感じ、今後ますます人々に受け入れられ、尊敬されるようになるに違いありません」と語った。
市長と記念撮影する学習者たち |