武漢市の複数の法輪功学習者 洗脳施設で迫害される
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 【明慧日本2022年5月7日】明慧ネット2022年4月の情報によると、武漢市では少なくとも10人の法輪功学習者(以下、学習者)が不当に連行され、洗脳班に拘禁された。現在、少なくとも8人の学習者は武漢市礄口(きょうこう)区額頭湾洗脳施設に拘禁されて迫害を受けている。

 2022年3月23日、武漢市紅衛路に在住の学習者・劉甲健さんは不当に連行され、現在地元の黄陂区の洗脳施設に拘禁されて洗脳教育を強要されている。

 4月18日、武漢市武昌区に在住の学習者・ゴン華さんが現地の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関、以下、国保)の警官らに家宅捜索され、ノートパソコン、携帯電話、タブレット、法輪功の書籍などの個人財産を押収された。ゴンさんは身柄を拘束されて公安局まで連行された。当日の深夜12時、弟が5千元(約9.5万円)の現金を支払った後、ゴンさんは解放された。

 武漢市東湖区の学習者・黄巧曇さんは2022年4月11日ごろ連行された。詳細は調査中。

 礄口区漢水橋街派出所の警官らは2022年4月18日午前、漢水橋街営南社区のある生鮮スーパーの付近で少なくとも7人の学習者を連行した。警官らは事前に用意したパトカーで学習者たちを派出所まで連れて行った。「4人の警官が転んだ年配の学習者1人を連行した」と目撃者が語った。「住宅区でチラシを配った学習者は誰かに通報された」という目撃者もいた。7人の学習者の名前はすべて確認でき、60歳、70歳以上の年配の女性で、80歳以上の人も1人いた。

 4月19日午前、警官らは7人を「法制教育学習クラス」という洗脳施設に連れていき迫害を加えた。現在、同施設に少なくとも8人の学習者が拘禁されているという。

 学習者・宗明さんは湖北省女子刑務所で4年間にわたって拘禁され、そこで両手を背中に回して手錠をかけられ、鉄門に吊り上げられ、睡眠剥奪されるなどの拷問を受けた。また、食事中、トイレに行く時も手錠をかけられ、15日間続けられ、両足が潰瘍した。さらに、蟻を身体に這い回らせ、水をかけられた。宗さんを拘禁している部屋のそばにボイラー室があり、石炭を燃やす煙や排気が部屋に入り込んだ。その排気を吸い込むと、人間は眠気や思想混乱や幻覚が現れ、さらには記憶が喪失する。

 学習者・唐越南さん(70代)は元幼稚園の教師で、洗脳施設に1年6カ月にわたって拘禁された後、また別の洗脳施設に移送されて引き続き1カ月間拘禁された。そこで4、5日間睡眠を剥奪された。

 また、学習者・ショウさんは、武漢市公安局第一留置場で15日間拘束された。 

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/5/4/442073.html)
 
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