山東省臨清市の劉玉蓮さんらが不当連行
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 【明慧日本2022年5月25日】山東省臨清市の法輪功学習者・劉玉蓮さんと邢愛玲さんは5月13日、現地派出所の警官らに不当に連行され、その後、邢さんの夫の父と息子の妻も連行された。現在、邢さんと息子の妻はまだ拘禁されており、夫の父と劉さんは帰宅した。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来中国共産党により迫害されている。

 邢愛玲さん一家3人が連行された

 邢さん一家は臨清市八岔路郷潘彭店村に在住。2022年5月13日正午、村の共産党幹部2人が派出所の所長と警官ら6人を案内して、邢さんの家にやってきた。邢さんの家の室内に入ると、警官はすぐに「法輪功をまだやっているのか」と質問した。邢さんが「はい」と答えた途端、4人はすぐに邢さんの髪の毛や腕を掴み、邢さんを床に倒し、手錠をかけ、邢さんをパトカーに押し込んで、連れて行こうとした。

 邢さんの夫の父は阻止しようとして、パトカーの前に伏せていたが、警官らに引っ張られ傍に移動させられた。警官らはパトカーを発車させて立ち去った。

 しばらくして、警官らが再び戻ってきた。梯子を持ってきて、梯子に上って邢さんの家に侵入し、家宅捜索を行い、邢さんの夫の父及び息子の妻に手錠をかけた。警官らの乱暴な行動を目撃した子供3人は怖くて大きな声で泣きだした。子供の年齢は、最年長は13歳で、一番下は8歳。

 その後、警官らは部屋の鎖を壊して現金1万8千元(約35万円)、法輪功創始者の写真、法輪功の書籍、パソコン、プリンター、法輪功迫害が書かれた資料を押収した。

 当日午後7時、邢さんの夫の父は解放されたが、邢さん自身と息子の妻は拘禁されて未だに解放されていない。

 乱暴に連行された劉玉蓮さんは当日帰宅

 劉玉蓮さんは邢さんと同じ村に在住。5月13日11時頃、上述の村の共産党幹部と警官ら計8人は劉さんの家に押し入り、「法輪功をまだやっているのか」と尋ねた。劉さんは「はい」と返事したところ、警官らはすぐに家宅捜索を行い始めた。法輪功創始者の写真、法輪功の書籍4冊、小型のスピーカ2台、カレンダー付き絵3枚、卓上カレンダー数枚を押収し、劉さんに手錠をかけ、劉さんを後ろ向きに歩かせて、パトカーに押し込んだ。

 劉さんは「私は法律に違反していません」と言ったところ、所長は「その態度はなんだ」と怒り、手錠をさらにきつく嵌めた。劉さんは手錠が腕に食い込んだため、激しい痛みが起こった。

 八岔路派出所に連行された劉さんは突然全身が震えて、血圧が上がった。医者が来た後、警官はやっと手錠を外した。午後7時ごろ、劉さんは解放された。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/5/23/443971.html)
 
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