【明慧日本2022年5月31日】ドイツのデュッセルドルフの法輪功学習者(以下、学習者)は4月27日、中国領事館前で「4.25」平和陳情から23周年を記念する活動を行った。学習者たちは法輪功の五式の煉功動作を実演し、中国共産党(以下、中共)による法輪功への迫害の実態を伝え、迫害が早く終わることを願い、迫害制止の署名を呼びかけた。
中国領事館前で「4.25」平和陳情から23周年を記念して活動する学習者 |
中共による法輪功に対する迫害を理解した後、署名する市民 |
「4.25」の体験者「学習者の穏やかさは、今でも感動します」
学習者の徐さん(女性)は、1999年当時の「4.25」平和陳情に参加したという。徐さんは、「24日の夕方、煉功していた時、『天津の学習者が、法輪功に対する虚偽の報告を明らかにするために不当に逮捕された』と聞きました。25日は日曜日で残業する日だったのですが、私は法輪功の学習者であり、国に実情を伝え、彼らに学習者を釈放させる責任があると思いました。そのため、私はすぐに残業ができる代わりの人を見つけると、翌日電車で北京の国務院陳情所に行きました」
「平和陳情の現場に来て、私が最も深く感じたことは、学習者たちがとても穏やかだったことです。大声で話している人はいませんでした。中には本を読んでいたり、誰もが歩道にじっと静かに立っていました。そのため車両の通過を妨げるようなこともありませんでした。路上に紙切れが落ちていましたが、何人かの学習者が拾いに行ったのを覚えています。私からあまり遠くないところに2人の警官が立っていましたが、彼らはとてもリラックスしているように見えました。その後、首相から、『学習者を釈放する、法輪功に合法的な修煉環境を与える、法輪功の書籍の出版ができる』と聞いて、私たちはすぐに静かに解散しました」と述べた。
また徐さんは、「当時を思い出すと、今でもとても感動します。海外に来てからは、毎年『4.25』を記念するイベントにできるだけ参加するようにしています。 法輪功を修煉する人すべてが善良な人であり、中共の法輪功への迫害が一日も早く終わるように望んでいます」と語った。
イベントの主催者「ますます多くの人が法輪功を修煉しています」
イベントの主催者であるマリアさんは、「私達はここで、1999年4月25日の中国の法輪大法学習者の平和陳情を記念します。私達は、中共がなぜ法輪大法を迫害するか知っています。法輪大法は素晴らしいのですが、中共は嘘を広めており、国際社会を欺き、法輪功学習者を残忍に迫害するための口実を探しています。この迫害はいまだに続いているのです」と語った。
マリアさんは最後に「法輪功の学習者はますます多くなっています。彼らは模範を示し、真・善・忍の基準に従っています。このように中共の卑劣な本質はますます明らかになり、人々に認識させています」と語った。