2022年3~4月、767人の学習者 連行、嫌がらせを受ける(三)
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 【明慧日本2022年5月31日】(前文に続く)

 3、帰宅した司徳利さんは監視モニターを強制装着させられる

 河南省信陽市の学習者・司徳利さんは3年余り不当に拘禁され、2021年後半に刑務所から解放されたが、中共の関係者による絶え間ない嫌がらせや監視や、脅迫を受けている。最近、信陽市610弁公室の人員は、司さんの身に監視装置をつけることを強要し、「それを外したら面倒を引き起こすぞ」と脅した。

 司さんは1953年生まれ、信陽市溮河区文化館の美術骨幹で、准教授だった。以前は深刻な胃病、習慣性風邪、前立腺炎などの病気に悩まされていたが、1996年に法輪功を学んでから、奇跡的に健康を取り戻した。

 1999年7.20以降、司さんは何度も不当に連行され、家宅捜索を受け、2回の労働教養と3回の実刑判決を言い渡され、計17年間も拘禁されていた。

 4、傅暁莉さんは解放された当日から頻繁な嫌がらせを受ける

 広東省深セン市の学習者・傅暁莉さんは2月28日、冤罪を終えて帰宅する途中、深セン法執行官と自称する3人の男に遮られ、傅暁莉さんを別の場所に連れて行き、尋問しようとした。傅暁莉さんはそれを拒否した。以来、彼らが自宅に頻繁に電話をかけ、父親に娘の傅暁莉さんを連れて「談話」に行くようにと要求した。

 傅暁莉さんは1974年に生まれ、修士号を取得し、鄭州大学商学院の元教師で、外資系企業の財務責任者を歴任した。彼女は1999年3月に法輪功を学び始め「真・善・忍」の基準に従って良い人を目指し、心身ともに恩恵を受けた。しかし、中共による法輪功への残酷な迫害の中で、傅暁莉さんは中共の関係者に連行され不当に拘禁され、拷問を受けたほか、鄭州大学に公職を除名された後、北京のある会社にも解雇され、離婚せざるを得なかった。そして、転々として深セン市にやって来た。

 六、経済による迫害

 明慧ネットの統計によると、3月から4月までの間、中共の関係者が家宅捜索を行った際、学習者から不当に押収した現金の総額は15万385元に上った。18人の学習者が年金を差し引かれ、あるいはストップされたことが分かった。

2022年3~4月、警官が家宅捜索した際、不当に押収した現金の明細表
名前 県区 家宅捜索 不当に押収した現金(元) 年齢
申瑩 河北省 保定市 定興県 家宅捜索 5万  
孫孝梅 遼寧省 朝陽市   家宅捜索 2万  
蒋小麗 山西省 大同市 平城区 家宅捜索 1万3000  
胡秀華 山東省 濰坊市 奎文区 家宅捜索 1万  
易天福 四川省 成都市 成華区 家宅捜索 6000 78
孫鳳傑 黒龍江省 双鴨山市 尖山区 家宅捜索 5000  
龔華 湖北省 武漢市 武昌区 家宅捜索 5000  
李光臣 天津市   武清区 家宅捜索 5000  
陳維権 黒龍江省 鶏西市 滴道区 家宅捜索 5000  
李文華 山東省 済南市   家宅捜索 4000 71
李瑞芹 河北省

邯鄲市

成安県 家宅捜索 3370  
王春蘭 山東省 威海市 乳山市   3000 75
郭立欣 山東省 煙台市 招遠市 家宅捜索 2000  
孔繁琴 吉林省 舒蘭市   家宅捜索 2000  
陳開秀 四川省 広漢市     2000  
周興艶 四川省 広漢市     2000  
王素娟 河北省 安国市   家宅捜索 1600  
薛淑珍 河北省 安国市   家宅捜索 1600  
潘天萍 河南省 信陽市 潢川県 家宅捜索 1350 64
蒋職会 遼寧省 撫順市 新賓県 家宅捜索 1000  
騰麗華 山東省 淄博市 臨淄区 家宅捜索 1000  
周愛蘭 江蘇省 泰州市 靖江市   1000 78
池秀華 遼寧省 撫順市 新賓県   1000  
黄香蓉 遼寧省 撫順市 新賓県   1000  
田淑蘭 吉林省 舒蘭市   家宅捜索 1000 80代
関暁芬 黒龍江省 ハルビン 阿城区 家宅捜索 900  
劉全旺 遼寧省

葫芦島市

南票区 家宅捜索 700  
周継容 重慶市   渝北区 家宅捜索 300  
蔡沢芳 四川省 南充市 営山県   200 80代
馮素喬 河北省 保定市 安国市 家宅捜索 130  
鄭茹 黒龍江省 佳木斯市   100 67
谷功昭 四川省 成都市 白江区   100  
高会玉 湖北省 荆州市 松滋市 家宅捜索 30  
万淑雲 吉林省 白山市 江源区 家宅捜索 5  
合計         15万385  

 七、無条件で解放 検察庁は逮捕状を発付せず

 1、黒龍江省ハルビン市の陳艶華さんが無条件で解放される

 黒龍江省ハルビン市に住む学習者・陳艶華さんは2月4日、人々に法輪功迫害の事実を伝えたとして連行された。連行された陳さんは途中でずっと「法輪大法は素晴らしい」と叫んでいた。翌日、無条件で解放された。

 王岡派出所で、陳さんは警官の質問に答えることを拒否し、法輪功迫害の事実を明らかにした。その後、警官は陳さんを病院に連れて行き、身体検査したところ、血圧が非常に高いことが分かった。警官はまた陳さんを派出所まで連れて帰った。

 2月5日、陳さんは入所の基準に満たないため留置場に入所しなかった。警官は陳さんを無条件で釈放した。

 2、検察庁は逮捕を認めず、河北省昌黎県の苗英群さんは帰宅

 河北省昌黎県の学習者・苗英群さんは2月7日、自宅に侵入してきた城関警察署の警官により連行され、濡れ衣を着せられた。3月16日、検察庁は苗さんに逮捕状を発付しないことを決定したため、苗さんは「保証人を立てて尋問を待つ」という形で解放され、帰宅した。

(完)

付録1:2022年、連行された中国国内の学習者の状況統計二零二二年中国大陆绑架情况统计(87KB .xlsx)

付録2:2022年、嫌がらせを受けた中国国内の学習者の状況統計二零二二年中国大陆骚扰情况统计(57KB .xlsx)

付録3:2022年、洗脳班に送られた中国国内の学習者の状況統計二零二二年中国大陆洗脑情况统计(14KB .xlsx)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/5/5/442110.html)
 
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