成都女子刑務所、法輪功への残虐な迫害手段
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 【明慧日本2022年6月29日】四川省の成都女子刑務所は法輪功学習者(以下、学習者)を迫害する拠点で、上から下まで厳密な組織がある。

 刑務所の教育課長・廖瓊芳が総指揮で、各監区の1人の副監区長が職務分掌し、各監区に1人の刑務官が学習者を専任で「管理」する。各監区では冷酷で手口があくどい受刑者3人を選んで、1人の学習者を囲い込む監視組とする。刑務官は「監視カメラを避けて、どんな手段でも構わない、必ずすべての学習者を転向させなければならない」と、常に受刑者らに指示を出している。転向成績のある受刑者は点数が増え、減刑につながる。監視組の受刑者らは減刑ができるように、学習者を迫害する時に手段を選ばず、冷酷無情に学習者たちに拷問を加える。以下はよく使われている手段である。

 1、閉じ込める

 各監区に送られた学習者はまず密屋に閉じ込められる。

 2、洗脳

 所長や刑務官、監視役の受刑者らは交代で学習者に説教し、法輪功を辞めることを誓約する三書を書くように強要する。従わない学習者は罵られたり、殴られたり、食事の提供を停止され、睡眠を剥奪される等の拷問を受ける。また、当局が作った法輪功を誹謗中傷する映像を見ることを強要される。

 3、口を塞ぐ

 法輪功について話した学習者たちは汚れたタオルや臭い靴下で口を塞がれる。

 4、立たせる

 一日に16、17時間、もしくは一晩中立たされ、眠ることも禁止される。長期にわたって立たされた学習者は足が腫れあがり、歩行できず、靴も履けない。

 5、固定姿勢でしゃがませる

 10数時間しゃがみ続けることを強要する。人事不省になると冷たい水をかけられ、意識が戻ってから引き続きしゃがまなければならない。姿勢が基準に達していないと蹴られる。

 6、歯磨きや洗顔を禁止

 転向しない学習者はトイレットペーパーの使用を禁止され、歯磨きも着替えも禁止される。

 7、冷たい水を体にかける

 厳寒酷暑にかかわらず、学習者は頭を便所に押さえつけられ、それから体に水をかけられる。

 8、灌食

 迫害に抗議するため、学習者が断食する時もある。断食した学習者に対して、管を鼻に刺し、それから辛い食べ物などを管に通して鼻に入れる。管を刺されて出血が激しくなる人もいた。

 10、冒涜

 学習者が病院へ運ばれて灌食されていた時に法輪功創始者の写真を学習者のお尻や足の下に置き、ひいては、学習者のズボンを脱がせて、創始者の写真を両足の下に置く。

 11、書籍で叩く

 書籍を巻いて円柱の形にして学習者を叩く。叩かれた学習者は体に傷が見えないが、痛みが激しい。

 12、転向を強要

 学習者に他の気功や宗教を習うように強要し、しかも刑務所全体で競い合い、転向の功績を大げさに宣伝する。

 13、薬物の迫害

 学習者は健康診断が必要で、例えば、血圧が少しでも高くなると、不明の薬物を飲むように強要され、毎日3回薬を飲んだ学習者は鈍麻、錯乱、やがて精神病の症状が徐々に出る。

 14、決裂書を書くことを強要

 学習者は毎月5~8編の「思想レポート」を書くことが必要で、うち1篇は必ず法輪功関係のことと決裂するという内容が必要である。

 15、スタンガンでの電気ショック

 高圧電のスタンガンで電気ショックを加えられることは常用手口である。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/6/22/445247.html)
 
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