2回も労働教養された山東省の問徳懐さん 再度冤罪
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 【明慧日本2022年7月13日】山東省臨沂市郯城県の法輪功学習者・問徳懐さん(68)は、不当に拘禁されてすでに1年が経った。最近の情報によると、問さんは実刑判決を言い渡され、山東省済南刑務所に拘禁されている。2022年11月は刑期満了であるという。

 問さんは郯城県農村に在住。妻はすでに逝去し、一人で農業をして生計を立てており、貧困な生活を送っている。法輪功を修煉した後、問さんは真・善・忍にしたがってより良い人を目指し、心身ともに恩恵に授かった。

 2021年7月2日、帰昌郷派出所の警官らが塀を乗り越えて室内に侵入し、問さんを連行し、県留置場に拘禁した。そこで、問さんは断食して迫害に抗議したが、その後、実刑判決を下され、済南刑務所に移送された。

 中国共産党による迫害で、問さんは何度も連行され、拘禁された。

 2007年1月、問さんは連行され、拘禁された。山東省第二男子労働教養所で拘禁されていた2カ月間面壁(壁に向かって座禅をする)を強要された。また、刑務官は問さんが「たくさん食べている」という口実で問さんの食料を減らし、問さんを常に空腹状態にした。問さんは断食して迫害に抗議した。70日間後、問さんは息も絶え絶えで瀕死状態となり、病院で20日間点滴を受けた。労働教養所に6千元(当時普通労働者1人6カ月~1年間の給料に相当する額)を強制的に取られた後、やっと帰宅できた。

 2008年7月15日、問さんは不当に連行され、迫害のために66日間洗脳施設に拘禁された。

 2009年新年の前、江蘇省新沂市610弁公室の人員らが家宅捜索を行い、問さんを連行しようとした。問さんは江蘇省新沂市で出稼ぎをしていた際、ある局長の家でなんらかの作業をしていた。問さんの善良さと誠実さが局長を驚かせた。問さんは「自分は法輪功学習者だ」といい、法輪功が迫害されている実態を伝えたとして、局長に密かに通報された。

 2009年4月上旬、問さんは再度連行された。山東省第二男子労働教養所に収容され、そこで二昼夜にわたって吊り上げられ、45日間手錠をかけられトイレの水道管に縛り付けられた。

中共酷刑示意图:吊铐

拷問のイメージ図:吊るし上げられる

 現在、68歳の高齢の問さんは、再度、刑務所に収監されている。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/7/4/445754.html)
 
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