湖北省裁判所、学習者の銀行口座から罰金を徴収
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 【明慧日本2022年7月24日】湖北省荊州市の法輪功学習者・王美卿さん(男性)は2021年4月15日、近くの当陽市で法輪功について人に話したとして連行された。王さんは2021年10月12日、当陽市の裁判所から懲役2年2カ月と6千元(約12万円)の罰金を言い渡された。2022年5月中旬に沙洋范家台刑務所に移送された。法輪大法は、法輪功とも呼ばれ世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党政権によって迫害されている。

 最近、当陽市裁判所は王さんの家族に内緒で、王さんの銀行口座の一つから2321元(約4万6000円)を引き出し、二つ目の口座から残高157元(約3000円)を引き出し、三つ目の口座から残高2390元(約4万8000円)を全て引き出した。さらに、王さんが現地の拘置所で日用品を購入するために使っていた第三の口座も、何の説明もなく凍結された。現在、裁判所は王さんの家族に更に罰金の残金1132元(約2万2000円)を支払うよう命令している。

 6月3日、王さんの家族は裁判所から速達を受け取り、読んでみると、王さんを「信用できない人」と指定し、ブラックリストに載せ、旅行、船や飛行機の利用、家の改築、子供の私立学校への入学を認めないという内容であった。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/6/29/445554.html )
 
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