ワシントンでパレード 迫害停止を呼びかける
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 【明慧日本2022年7月26日】(明慧ワシントンDC記者・李静アメリカ東部から集まった約2,000人の法輪功学習者(以下、学習者)は7月21日午後、中共による迫害の即時停止を求めるため、ワシントンD.C.で反迫害のパレードを行った。

 32度以上の炎天下の中、学習者はキャピトルヒル近くのサードストリートをスタートし、ペンシルベニア通りを進み、米国司法省をはじめとする連邦政府の建物や在米外国大使館の前を通って、自由広場までの1.6キロを練り歩いた。

图1~16

パレードの隊列

 天国楽団が先頭に立ち、「法輪大法は素晴らしい」、「法輪功への迫害を停止せよ」、「4億人近くの中国人の脱党を祝おう」などの横断幕を持つ隊列が続き、静かに彼らの心の声を市民に伝えていた。

 修煉の恩恵を受けたアメリカ人が真実を広める

 ニューヨークから来た若い女性ニコールさんは、「法輪大法」と印字された黄色いTシャツを着て、沿道でパレードを見守る人々に法輪功について紹介し、および中国共産党(以下、中共)による学習者への迫害の事実を説明した。

图17:来自纽约的法轮功学员尼可(Nicole)

ニューヨークから来た二コールさん

 ニコールさんは、中共ウイルス(新型コロナウイルス)が大流行する3週間前に法輪功を知る機会に恵まれ、今は2年ほど修煉してきているという。彼女は、自分も大多数の人と同じように、今回の大流行で自宅で仕事をせざるを得ないようになり、世界中の人々が省察していると言った。

 ニコールさんは世界中を旅し、各種のフェスティバルに参加し、さまざまな新鮮なものを体験してきたが、結局、心の中は虚しいままだったという。

 「私の人生に何か欠けているものがあると思い、精神面で探し始めました。同僚から法輪大法の修煉を勧められ、『轉法輪』を読んで5式の功法を学んだ後、私はこれこそ、私が探し求めていたものだと心の底から感じました」

 今年のワシントンでの「7.20」の反迫害パレードへの参加は、ニコールさんが修煉以来の2度目となる。「法輪大法が私に教えてくれたのは、良い人になり、内から自分を高めていくことです。世の中の人々は皆こう実行することができれば、世界に変化をもたらすことができると思います。中国政府は嘘で国民を毒害し、このような平和的な功法を迫害していますが、私はより多くの人に真実を知ってもらうためにここに来ています」

图18:来自缅因州的法轮功学员斯考特·布朗(Scott Brown)

メイン州在住の学習者スコット・ブラウンさん

 メイン州出身のスコット・ブラウンさんは2001年から法輪功を修煉し始めて、今年で21年になる。「ある法輪功学習者がタクシー運転手に渡した『轉法輪』が、後に私の手に渡りました。法輪功は私に真実を言い、良い人になり、我慢できないことも我慢するようにと教えてくれました。煉功するとき、私は手に強いエネルギーを感じることができます。そして、私は徳を重んじることの大切さを知り、大法から知恵も得ました」

 ブラウンさんは暑さをものともせず、パレードのスタート地点で、通り過ぎる通行人に法輪大法を紹介し続けていた。「私は毎年、7月20日にワシントンに来て反迫害活動に参加しています。法輪功の修煉団体の一員になれて光栄に思っています。私は修煉から多くの恩恵を受けているので、お返ししなければならないと思っています。自らの修煉体験を皆と共有したいし、中共が起こしたこの恐ろしい迫害をより多くの人に知ってもらいたいです」

パレードを見ていた中国の観光客が震撼を覚えた

 譚さんは数日前に初めてアメリカに来て、ちょうど学習者の反迫害パレードに遭遇した。彼は炎天下で道端に立ち、パレードの全過程を見た。

 「震撼させられました! ここは、本土とは全く違う状況ですね。このような比較があって、始めて分かったのですが、法輪功があって、キリスト教があって、さまざまな信仰もあるこのような社会が、本当の正常な社会です。中国のような環境の中で、特にこの2年ほどですが、状況はますます悪くなってきています」と譚さんは嘆いた。

 「中共のやり方は完全に人間性に反しています。私の母も1997年に法輪功を修煉し始めた直後に健康を取り戻しました。ここ数年、彼女も迫害を受けていて、昨年再び投獄されて、今年帰ってきたばかりです。法輪功が彼女にとって何のご利益もないなら、今まで堅持してこれなかったでしょう」

 「母もアメリカのような自由な環境で修煉できたらいいですね」と譚さんは言った。

ワシントン市民「このような珍しいパレードは初めて見た」

图19:在华盛顿工作的林·施沃茨(Lynn Schartz)先生

ワシントンで働いているリン・シュワルツさん

 ワシントンで働いているリン・シュワッツさんは、今日のような大規模なパレードを初めて見たと言い、中共が過去23年間に亘って行ってきた迫害はあまりにも酷いことで、アメリカでは信仰の自由は憲法に守られており、信仰や修煉のために逮捕や投獄される人もいないと述べた。

图20:大华府地区的教师阿迪纳·多科特(Adina Docter)

ワシントン特区の教師アディナ・ドコットさん

 「これは非常に美しくて平和的なパレードです。私は彼らのメッセージが好きです。この2年間、私は多くの抗議デモを見てきましたが、このような珍しいデモを見るのは初めてです。彼らはとても静かで、彼らのメッセージとも一致しています。私は中共政府が法輪功を修煉する国民を迫害するのをやめるべきだと思います」と、ワシントン特区の教師アディナ・ドコットさんは話した。

各地の観光客はより多くの真実を知りたがっている

图21:来自德克萨斯州的游客理查德·斯普纳(Richard Spooner)和女儿

テキサス州から来た観光客のリチャード・スプーナーさんと娘さん

 リチャード・スプーナーさんは娘を連れてワシントンに旅行しに来た。スプーナーさんはパイロットで、何度も中国に行ったという。「私は中共がどのように機能しているかを見ました。真実が伝えられて、より多くの人がそこで何が起こっているかを知ってほしいです。中共が情報を封鎖しているため、人々がそこで起こっていることを知ることができないのは悲しいことです」 

 「彼らがここでこのようなイベントを開催できるのはとても喜ばしいことです。これは人々に真実を知らせる重要な一歩です。パレードの陣容がこれほど大きくて整然としていて、とても素晴らしいです。正直、ショックを受けました。テキサス州ではこのような場面はなかなか見れません」

图22:英国曼城地方政府议员塔希达(Tahida)和先生

イギリスから来たタヒダさんとご主人

 英国マンチェスター市の市議会議員であるタヒダさんは、夫とワシントンで観光をしていた。中国で法輪功学習者が迫害されていると初めて聞き、夫婦はこう述べた。「中共がこのような平和的な人々を迫害するのは恥ずべきことです。彼らはアメリカの首都でこのような大規模なパレードを行うことができて、本当に良いことです。このような平和的な抗議は人々の注意を喚起し、最終的には変化をもたらすことができるでしょう」

图23:来自德国的游客依萨贝拉(Isabella)(左一)和家人

ドイツからの観光客イサベラさん (左一)とご家族

 ドイツからワシントンD.C.に旅行しに来たイザベラさん一家は、法輪大法について初めて知ったという。「これほど多くの人がとても穏やかで整然としていて、とても素晴らしいです。彼らが伝えているメッセージは理解できます」

 

图24:来自墨西哥的弗雷达·卡斯特罗(Freda Castillo)

メキシコから来たフレダ・カストロさん

 メキシコからワシントンにいる親友を訪ねてきたフレダ・カストロさんは、沿道でパレードを見ながら写真を撮り続けていた。「彼らはとても平和的です。見ていて奮い立たせられます。隊列も膨大ですね。まだよく分かりませんが、法輪功についてもっと知りたいです」

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/7/23/446680.html)
 
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