吉林市の張勇さん 出所した当日再び連行された
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 【明慧日本2022年8月5日】吉林省吉林市の法輪功学習者・張勇さんは7月19日、3年間不当に拘禁された後、刑期満了して家族に迎えられて吉林市に戻った。当日午後9時ごろ、張勇さんはまた新安派出所の警官により連行され、未だに居場所が不明である。

 張さんの妻は昨年4月に冤罪のままで死亡したため、家族は張さんを同修の妻の姉・馬傑さんの家に迎え、修養させようとした。

 その日の午後9時頃、吉林省龍潭区新安派出所の警官らが馬傑さんの家に押し入り、出所したばかりの張勇さんを再び連行した。馬さんは逃亡したが、馬さんの夫・邵建偉さんと幼い息子は不当に連行された。詳細な経緯は現在不明。

 張勇は3年前の2019年7月19日に連行された。 その日の早朝、吉林市長義区華普工場鎮の警察署の警官8人が、張勇さんの家に押し入って家宅捜索を行い、張さん夫妻を連行した。 妻は体調不良のため、保釈された。張さんは吉林市留置場に拘留された後、船営区裁判所で懲役3年の実刑判決を宣告され、2020年12月に吉林省公主陵刑務所に拘禁されて引き続き迫害された。

 3年間の不当な拘禁の間、法輪功の信念をどうしても捨てなかったとして、様々な拷問を受け、心身ともに大きなダメージを受けた。妻もその間に亡くなった。

 妻・馬さんが保釈された後、現地の交番の警官から繰り返し嫌がらせや脅迫を受け、ドアの鍵を壊されて怒鳴られたため、隣人も安らぐことができなかった。 恐怖の日々を過ごしていた馬さんは、精神的に大きなストレスを抱え、獄中で迫害されている夫のことも心配しており、日に日に体調が悪化していった。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/7/27/446862.html)
 
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