昆明市の朱恩華さんと楊樹珍さん 不当に実刑判決
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 【明慧日本2022年8月6日】雲南省昆明市の法輪功学習者・朱恩華さん(45 歳女性)と朱さんの母である楊樹珍さん(71 歳)は最近、法輪功を学んでいることを理由に、それぞれ懲役8年と4年の刑を言い渡された。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来中国共産党によって迫害されている。

 2021年10月3日、朱さんの自宅に10人以上の曲靖市国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)の私服警官が押し入った。警官の1人が朱さんの腕を後ろ手にして押さえ、他の警官が朱さんの5階建てのアパートを家宅捜索し始めた。彼らは、枕や掛け布団の中を含め、すべての部屋で法輪功の資料を押収した。

 警官らが立ち去ると、建物の4階と5階が封鎖された。押収品のリストは提供されなかった。朱さんと楊さん、父親の朱軍建さん(75歳、学習者ではない)は白江拘置所に連行された。父親は2日後に釈放されたが、母親と娘は拘留されたままである。朱さんは羅平県拘置所に、楊さんは会沢県拘置所に拘禁されている。

 曲靖市裁判所は、2022年3月に朱さんに懲役8年、楊さんに懲役4年の判決を下した。

 朱さんは、今回の連行の前に、2010年4月2日に別の法輪功学習者・王樹蘭さんを訪問中に連行された。朱さんが到着したとき、警官は王さんの家を家宅捜索していた。朱さんの財布から法輪功の資料が見つかった後、警官は朱さんの家にも行き、家宅捜索した。朱さんはその後、昆明市裁判所から懲役4年の刑を言い渡された。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/7/8/445958.html)
 
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