吉林省の72歳の張鳳玲さんに不当判決
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 【明慧日本2022年8月21日】吉林省大安市在住の法輪功学習者・張鳳玲さん(72歳女性)は7月15日、慧陽派出所と錦華派出所の7、8人の警官に連行された。同日の朝、2人の警官が張さんのドアをノックし、国勢調査を行っていると主張した。張さんがドアを開けた瞬間、警官らが侵入し、張さんを連行した。彼らは張さんの家を家宅捜索し、張さんを連行した。隣人の多くは、連行中に張さんが叫んでいるのを聞いた。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。

 張さんは現在、白城市拘置所に拘留されている。警察が張さんの事件を大安市検察庁に提出した後、張さんは現在起訴されている。

 張さんが連行された現在の状況は、5年前とほぼ同じである。

 5年前の2017年、吉林省白城市公安局の国内安全保衛部門(以下、国保)と大安市公安局の国保の警官らが北京に出向き、陳情者を連れ戻そうとした際(法的申立人を地元に連れ戻す)、2つのグループが思いがけず出会った。警官らが一緒に食べたり飲んだりしていると、ある警官がお金を略奪すると言い出し、「法輪功学習者を捕まえて、お金を稼ごう」と企んだ。

 これらの警官は中国共産党による法輪功学習者への迫害を長年追跡しており、悪事を行うことに精通しており、金を略奪し、昇進し、金持ちになり、功績に対して報酬を受け取ることができ、しかも法的責任は一切負わない。2つのグループは意気投合し、北京から戻った後、大安市と白城市の法輪功学習者の追跡と監視を開始した。

 2017年9月から10月にかけて、これら2つの警官グループは、白城市、大安市、洮南市で数人の法輪功学習者を連行し、自宅を家宅捜索し、数え切れないほどの私物を押収した。

 張さんと娘に対するこれまでの迫害

 2017年10月9日、警官らがドアをこじ開けた後、張さんと娘の王鴻彦さん、学習者の陳玉梅さんとともに連行された。張さんのパソコンとプリンターも押収された。

 警察はすぐに彼らの事件を洮南市検察庁に提出し、2017年12月に彼らの逮捕が許可された。洮南市裁判所は 2018年5月に、張さんに懲役2年、執行猶予2年の不当判決、王さんに懲役4年の刑を宣告した。また、それぞれ5,000元の罰金を科した。

 張さんは2018年秋に釈放されて間もなく、張さんの夫が、当局の妻に対する迫害の状況を見て、打撃を受け、亡くなった。その後、張さんは一人暮らしをしている。張さんは1年間の拘禁で健康を害し、危篤状態に陥ったこともある。ここ数年、張さんは時々気絶することがよくある。張さんの家族は今、張さんのことをとても心配している。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/8/2/447127.html)
 
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