四川省楽山市の張建英さん 迫害により死亡
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 【明慧日本2022年8月21日】四川省楽山市の法輪功学習者・張建英さんは2年6カ月間拘禁され、年金の支給を停止され、身体は極めて衰弱になってしまい、2022年7月下旬、迫害で他界した。享年63歳。

 張さんは以前、気管支拡張症、アレルギー性喘息、肺気腫、リウマチを患い、よく入院していた。1999年3月から法輪功を学び始め、「真・善・忍」の教えに従い自らを律し、健康を取り戻した。張さんは「私は法輪功の李洪志先生に心の底から感謝しています。病院でも治らなかった病気が法輪功を学んで治りました」と話した。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが1999年以来中国共産党によって迫害されている。

 中国共産党による法輪功への迫害が始まってから、張さんは法輪功を諦めないとして、何度も迫害を受けたことがある。

 2005年10月、張さんは楽山市中央区支局の警官に7日間拘束された。

 2006年10月14日、張さんは蘇稽派出所の警官に身柄を拘束され、両手に手枷をかけられ椅子に固定された状態で、取り調べを受けた。その後、楽山市石柱山留置場で7日間拘束された。

 2013年5月3日、蘇稽派出所および610弁公室の徐巨東、楽山市公路局直轄課長・郭仲雲、分隊長・呉嘉悦、チームリーダー・魏小雲の4人は張さんを洗脳班に送り込んだ。

 2016年6月17日、張さんは携帯電話を使って法輪功の素晴らしさを人に伝えたとして、市中央区支局の警官に刑事拘禁された。同年7月21日に不当に逮捕された。2018年5月、市中央区裁判所に懲役2年6カ月の不当な判決を宣告された。解放された時、張さんは非常に衰弱していた。

 2021年、張さんの年金支給は停止された。張さんは職場に理由を聞いたが、拘禁された期間の年金十数万元を全額返さなければならないと言われた。

 2022年5月、張さんは職場のリーダー及び社会保障局に法輪功迫害に加担しないようにと、手紙を出したが、相手にされなかった。

 長年の拘禁生活及び迫害によって、張さんの身体は極めて衰弱しており、張さんにとって年金の支給停止は経済的に大きなダメージを与えた。2022年7月下旬、張さんは他界した。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/8/20/447890.html)
 
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