成都の黎芸さんに、懲役7年の重刑
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 【明慧日本2022年8月24日】成都市新都区の法輪功学習者・黎芸さんは2021年4月25日に同区桂湖派出所の警官らに連行され、1年以上拘禁された。2022年6月28日、新都区裁判所に懲役7年の実刑判決を言い渡された。同日、張訓菊さんに懲役10年、劉国華さんに懲役5年、黄懐洲さんに懲役3年の実刑判決も下された。謝世英さんと周玉秀さんの情報は不明である。

 黎芸さんは50代の女性で、法輪大法を学んだ後、真・善・忍にしたがってより良い人を目指して心身ともに健康になった。しかし、1999年7.20以降、黎さんは中国共産党に多くの迫害を受けた。

 平和陳情に行ったとして不法に拘禁された

 1999年7月20日、中国共産党は法輪功への迫害を気が狂ったかのように開始した。2000年5月、北京へ陳情に行った黎さんは不当に連行され、15日身柄を拘束された。同年7月、黎さんは再度北京へ行ったとして連行され、45日間拘禁された。同年11月、黎さんはまた河北省で不当に連行され、身に持っていた3千元(当時普通の中年サラリーマンの半年分の給料に相当)は警官に奪われた。黎さんは7日間身柄を拘束された後、洗脳班に拘禁され、そこで死人ベッドに縛り付けられて灌食されるなどの迫害を受けた。その時、黎さんの自宅の貴重品はすべて押収された。

'酷刑演示:野蛮灌食(绘画)'

拷問のイメージ図:灌食

 二回にわたって労働教養所に収容され、迫害された

 2001年、黎さんは1年の労働教養を強いられ、四川省女子労働教養所に収容された。労働教養が終わった後、黎さんは引き続き留置場と洗脳班に3カ月間拘禁され迫害された。

 2002年7月22日、黎さんは再度不当に連行され、四川省綿陽市留置場に拘禁された後、また労働教養を強いられた。そこで、転向を拒否したとして何度も殴打され、独房に閉じ込められ、濃い塩水を強制的に口に注がれ、両足を組んだまま最長20時間縛られ、夏は強い太陽の光に当たるところに放置され、冬の夜は鉄のベッドに縛り付けられた。

 上記の拷問の他、黎さんは下記のような拷問も受けたという。厳寒の冬に直立不動の姿勢で連続1カ月間立たされ、両足は凍傷で腫れあがり靴を履けなくなった。刑務官に指図された受刑者に殴打されたり、侮辱された。強制的に水を飲まされトイレに行くのを禁止された。拷問された時、悲鳴をあげると口に汚い雑巾を入れられる等々。    

'酷刑:两手反绑在背后捆绑双盘腿'

拷問:両足を組んだまま最長20時間縛られる

 2005年7月27日、黎さんはまた連行され、新都留置場に拘禁された。

 2018年5月、成都市で黎さんを含む30人以上の法輪功学習者が連行された。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照) 

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/8/20/447879.html)
 
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