遼寧省錦州市の学習者7人に不当判決
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 【明慧日本2022年8月27日】(遼寧省=明慧記者)遼寧省錦州市の凌海市(りょうかいし)裁判所はこのほど、7人の法輪功学習者(以下、学習者)に不当に判決を下した。そのうち、張英玲さんと金暁梅さんは懲役3年、罰金5千元(約10万円)、康桂雲さんは懲役2年6カ月、罰金5千元、劉玉栄さん、李淑芳さん、陳文学さんはいずれも懲役1年、罰金2千元(約4万円)、劉宝蓮さんは懲役1年、執行猶予2年、罰金2千元を言い渡された。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党から迫害されている。

 錦州市の学習者・康さんは錦州市凌河区の南京路火力発電所の近くに在住。昨年11月27日午前9時頃、錦州市公安局太和分局の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)の劉長傑隊長と李蕾をはじめ、国保の警官とその管轄の派出所が康さんを連行し、家宅捜索を行った。同日、張り込みの警官が11人の学習者を連行した。康さん(70歳女性)、劉宝蓮さん(81歳女性)、陳さん(77歳女性)、李さん(80歳女性)、劉玉栄さん(60歳女性)、金さん(52歳女性)、張英玲さん(61歳女性)、張淑媛さん(81歳女性)、張素琴さん(72歳女性)、王さん(80歳)と李維新さん(84歳)。

 これらの学習者の中には、康さんの家に遊びに来た人もいれば、警官に自宅まで尾行されて連行された人もいた。また、一日家に帰らないことを家族が知り、心配して他の学習者と共に康さんの家に探しに行った人もいた。そして、康さんの家に着いた後、全員が連行された。

 同日の夜、錦州市北郊派出所、大薛派出所、西郊派出所で、これら11人は取り調べを受け、翌11月28日未明、錦州市女子留置場に9人が拘束された。

 2022年7月13日午前9時過ぎ、凌海市裁判所は金さん、張さん、陳さん、李さん、劉玉栄さん、康さん、劉宝蓮さんに対して審理を行った。裁判長は許氷。

 最近、凌海市裁判所は7人に判決を下し、最も長い刑期は3年であった。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/8/17/447768.html)
 
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