【明慧日本2022年9月20日】山東省済南市の法輪功学習者・劉春平さん(82歳女性)は、2022年7月26日、章丘裁判所に審理にかけられた。劉さんは法廷では、 「私が真善忍に基づいて良い人になるのは何の罪になるのですか」 と聞いた。
劉さんは、近所で法輪功に関する情報資料を配布したとして、2021年10月に連行された。劉さんは簡単な尋問の後、その日の内に釈放された。
劉さんは 2022年6月7日に章丘区検察庁に召喚された。検察官は劉さんに、押収された法輪功関連のリストに署名するよう命じ、数人の弁護士を劉さんに推薦した。劉さんは、推薦された弁護士は必要ないと主張した。劉さんは法輪功についての事実を明らかにし、共産主義政権がどのように法輪功を中傷したかを指摘した。劉さんはまた、法輪功を実践することで健康がどのように改善されたかを共有した。検察官は黙っていた。
7月26日の章丘区裁判所での劉さんの審理で、裁判長は劉さんを「邪教を利用して法律を破壊した」と非難した。
劉さんは、「私は今年82歳で、これまでの人生で悪いことをしたことは一度もありません。私は、真・善・忍に基づいて、良い人になりたいと思っています。私がどの法律を破ったのですか?」と答えた。裁判官も検察官も劉さんに応答しなかった。
劉さんは続けてこう言った。「善には善の報いがあり、悪には悪の報いがあり…」
「あなたの自宅に87冊の本がありましたね?」と、ある警官が劉さんの話をさえぎった。
「知りません」と劉さんは言った。
裁判所の職員は、劉さんに書類に署名するように言った。劉さんが断ったあと、裁判所側はすぐ休廷した。その後、裁判所は劉さんを家に帰らせた。
以前、劉さんは2002年に法輪功に関する情報資料を配布したことで懲役1年の判決を言い渡された。劉さんは2020年に再び連行され、連行された当日釈放された。