河南省の段燕林さんに懲役2年の不当判決
■ 印刷版
 

 【明慧日本2022年9月21日】河南省安陽市の法輪功学習者・段燕林さん(51歳男性)は最近、法輪功を修煉したとして文峰区裁判所から懲役2年の刑を宣告された。段さんは判決を不服として上訴した。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999以来、中国共産党によって迫害されている。

 段さんは法輪功を学んだとして繰り返し連行され、拘禁されてきた。その結果、段さんの妻は段さんと離婚した。段さんは 2008年7月28日に、安陽国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関、以下、国保)と文峰610弁公室の数十人の警官らに連行された。警官らは段さんの家を家宅捜索し、法輪功迫害に関する文言が書かれた紙幣を自宅で発見した。そのため、段さんは警察に拘置所で35日拘禁された、その後2年間の強制労働を加えられた。段さんは殴打され、言葉で虐待され、睡眠を奪われ、トイレの使用を拒否され、許昌第三強制労働収容所で無給労働を強いられた。

 段さんは 2021年6月26日に再び自宅から連行された。安陽公安局国保の6人の警官は、段さんの家を家宅捜索する際、警官は電話を通して指示を受けながら捜査した。段さんは、電話の向こう側で、どこを探すか、どのベッドの下を探すか、どのキャビネットを探すかを話しているのを聞いた。1時間の捜索の後、警官は 22冊の法輪功の本を押収した。

 北関区検察庁は証拠不十分を理由に段さんの事件を警察に差し戻したが、警察は段さんの釈放を拒否し、文峰区検察庁に再度事件を提出した。検察官は最終的に段さんを起訴し、段さんの案件を文峰区裁判所に移した。

 段さんの連行に大きなショックを受けた母親は、2021年10月に亡くなった。段さんの家族は、段さんが母親の葬式に出席できるように釈放を要求したが、警察は拒否した。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/8/11/447529.html)
 
関連文章