介護が必要な夫 妻に不当な判決を下した加害者を提訴

 

　【明慧日本2022年9月25日】遼寧省葫蘆島市在住の法輪功学習者・張小娜さん（48歳女性）は、2022年5月30日、法輪功を学んだとして、葫蘆島士連山区裁判所に懲役4年の不当判決を言い渡された。現在は、葫蘆島市拘置所に拘禁されている。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以降、中国共産党によって迫害されている。

　張さんの夫は最近、妻の判決に関与したとして3人の加害者に対して訴状を提出した。彼らは、綏中県国内安全保衛部門（法輪功迫害の実行機関。以下、国保）の隊長・王宝民、連山区検察庁の検察官・張孝金、連山区裁判所の裁判官・張亮である。

　張さんは、1996年から法輪功を実践しているため、2021年12月3日に綏中県国保に連行された。張さんの家も家宅捜索された。警官は後に張さんを釈放し、住居を監視した。
　
　張さんは、2022年4月25日に連山区検察庁の検察官・張孝金によって起訴され、5月30日、連山区裁判所に懲役4年の不当判決と1万元の罰金を言い渡され、葫蘆島市拘置所に拘禁されている。

　張さんが拘禁されると、張さんの夫は、妻の釈放と家族への介護を要求する救助を求める手紙を書いた。張さんの夫は現在のところ、自分で身の回りのことができないため、悲惨な状況に陥っている。張さんの夫は、2020年に職場での事故により送電線で感電した後、左下肢を切断しており、右手には引っ掻く機能がなく、目も失明して何も見えない。張さんの夫は、妻の介護を必要としている。家族はすでに陳さんの医療費のために多額の借金を抱えている。他に助けを求める方法がなかったため、陳さんは9月4日に上記の3人対して訴状を提出し、妻に不当な判決を下した責任を負わせるよう求めた。