広東省廉江市の警官 80歳の李群珍さんを連行
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 【明慧日本2022年9月29日】広東省廉江市の法輪功学習者・李群珍さん(80歳女性)は2022年8月25日、警官に不当に連行された。警官はわざと交通事故を起こし、その場で李さんを連行した。現在、李さんの娘が保証人になって、李さんは保釈され、帰宅した。

 李さんは2022年8月上旬と中旬、東街居民委員会の人にオフィスに呼ばれ、「三書」にサインを強要された。李さんはその場にいる人たちに法輪功の真実を伝え、法輪功から恩恵を受けた話をした。法輪功を学んで心身ともに健康になった80歳の李さんは、自立生活ができない夫の世話をしていた。

 8月21日、李さんの夫は病状が急変したため、病院に搬送された。それから、李さんは家と病院を往復し、夫の世話をしていた。

 8月25日、東街居民委員会の書記は乗用車に乗って、病院の前で真正面に三輪自転車に乗ってきた李さんに車をぶつけた。その途端、李さんを尾行し続けていた廉江市公安局と廉城南派出所の警官及び羅州街道弁事処と東街居民委員会の人は、交通事故を処理しているかのように見せかけ、李さんをパトカーに乗せた。公安局に連行された李さんは、立案され、拇印とサインを強いられた。

 その当日、十数人の警官は李さんの家に押し入り、家宅捜索をした。息子夫婦の部屋、娘の部屋、孫の部屋、4階と5階の貸している部屋まで捜索した。

 警官は、李さんが2021年、公園や病院の付近で法輪功の資料を配った姿が、監視カメラに映っていたのが理由だという。

 警官は李さんを2年ほど尾行していた。公安局で警官はたくさんの手紙を持ってきて李さんに見せた。李さんが出した法輪功の真相を伝える手紙を郵便局に押収され、公安局に渡したという。警官は、李さんにこれらの手紙と資料を誰からもらったのかと聞いた。

 李さんの娘は、父親が病院で救急手当を受けていると警官に説明し、母の保釈の保証人になった。警官は娘に「お母さんを呼び出したら、すぐに連れて来い。保証人になっているので、廉江市を離れてはいけない」と言った。李さん一家は監視されている状態である。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/9/25/450056.html)
 
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