明慧多言語チームが修煉体験交流会を開催
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文/海外の大法弟子

 【明慧日本2022年10月5日】明慧ネット多言語チームは9月24日にオンライン法会を開催し、20カ国の学習者が参加した。12名の大法弟子が多言語明慧に携わる中で得た体験を皆と分かち合い、特にプロジェクトを通じて真相を自国民に伝えることができるだけでなく、自身の執着を取り除き、修煉における向上が得られるように按排して下さった師父への感謝の意を述べた。

 仕事の性質上、皆は1年間一度も顔を合わせることができず、会えても長く話せず、疫病が流行した3年間は特にそうだった。このような状況の中で、明慧チームは今年、まず各言語それぞれの修煉体験交流会を開き、比して学び比して修め、困難な環境の中でも一緒に頑張っていこうと決め、さらに今回の多言語チームの法会をもって締めくくった。

 明慧ネットを設立してからの23年間、世界各地の学習者が交流の場を持つことができるプラットフォームとして運営してきた。そして、各国の学習者と市民が中国で起きている迫害や大法弟子の世界各地での活動を知ることができるように、各国の法輪功学習者は続々と20カ国語の言語チームを作り、中国語明慧ネットの内容をできるだけ多く他の言語に翻訳している。

 中国共産党に一番の攻撃の標的とされている明慧ネットは、皆にスムーズにサービスを提供するために、極めて高いセキュリティ要件を備えている。複数の学習者は発言の中で次のことについて言及している。同じグループの学習者と何年も一緒に仕事をしていながら一度も会ったことがなく、毎日行っている仕事にも高い重複性がある。しかし、明慧の仕事に携わりながら、世界各地の同修の交流原稿や活動記事などを翻訳、編集する機会が与えられて、それが自分の修煉に大いに役立っていて、特別なものを得ているようだという。

 10年近くの堅持——師父の導きの下で自分を高める

 ある学習者は、10年近く明慧で働いていた間にほとんど休んだことがなく、初めは自分の翻訳の質を高めることに努め、後に文章の校正を担当し、さらには同修の翻訳技能の向上やチーム全体の力を高めることに尽力してきたと話した。日に日に、年々と同じ仕事を繰り返していく中で、自分の仕事の成果を知ることができず、同じグループの同修と会うこともできず、それでも堅持していかなければならない。

 修煉環境は単調なように見えるが、仕事をする中で、明慧ネットの文章から師父が世間で法を正される歩みを感じ取ることができ、同修の交流文章から助けを得て向上することができ、真実を知って大法を支持し、大法弟子を保護する人々の善行に感動を覚えることもあって、彼女はほとんど孤独を感じなかったという。

 彼女は他のプロジェクトにも時間を割こうと考えていたが、結局自分の修煉状態に問題が起きただけでなく、明慧や他のプロジェクトのどちらもきちんと行うことができず、明慧の中で自分の責任を果たすべきだと気づいた。調整後、明慧に全力を尽すようになってから、彼女は精進する修煉状態を取り戻しただけでなく、人手が足りなくても心が動じなければ必ず新人が入ってくるなどの師父のご加持も常に感じていたという。

 また、『轉法輪』を教材に独学で中国語を学び、中国語の明慧文章を翻訳できるようになった経験から、彼女は師父に導かれ、知恵を授かっていると実感したという。他言語を経ず、中国語の文章を直接自分の言語に翻訳したことについて、彼女はこう話した。「特に私の修煉状態が良い時、読みながら意味を理解することができ、しかも作者と通じ合い、作者の本意をより正確に翻訳できると感じていました」

 彼女は、「師父が按排された道を歩んでいれば、必ず向上していく方法が見つかると信じています」と言った。

 翻訳作業の中で内に向けて探す

 ある学習者は、「常人の観念、興奮や不満、憎しみなどの気持ちには、粘々としたものまたは汚いエネルギーがあるため、文章を読む人にとって有害である」と認識してから、翻訳する際に自分の一思一念に特に注意を払っていると話した。また、より多くの仕事を任されたとき、新しい仕事をうまくこなすことができるよう、彼女は妨害となる利己心や怠惰、安逸を求める心などの執着を取り除くことにも気を配っていたという。

 明慧に参加した当初、彼女は自分の翻訳の質が悪く、翻訳を続けられないかもしれないとよく心配していて、16年が経った今でも、時折、自分の翻訳がよくないと心配しているという。表面的には、プロジェクトを重視しているように見えるが、実質、その心配は自分が他人より優れていると感じ、指摘を受けたくないプライドによるものだと彼女は気づいた。「傲慢な心と恥をかきたくない心が、高品質な翻訳文への追求の裏に隠れていました!」

 仕事の中で自分の執着を発見しただけでなく、彼女は中国本土の同修の交流文章を読む中でも、自身の同修との間のギャップに気づき、それによって真に内に向けて探すことができ、よりよく自分の執着を取り除くことができたという。

 明慧の仕事の中で常に自分をよく修め、衆生を救うことに尽力する

 もう1人の翻訳者は、最初は翻訳の仕事を終えてから修煉しようと考えていて、「翻訳も修煉も、その最終目標は衆生を救うことだ」と認識することができず、仕事中の自分の心構えが翻訳の質と効果に影響をきたすことも考えていなかったと話した。その後、彼女は明慧ネットに携わる過程での一秒一秒が自身の修煉の過程であり、仕事の質にも衆生救済にも影響を与えることを悟った。この点を認識してから、彼女は翻訳する中で慎重に言葉を選び、より読者のために考えるにようになった。

 そして、彼女は「すべては師父の按排です。師父は私に『真・善・忍』の原則に従って修煉する機縁を按排して下さったので、私に唯一必要なのは、今生においてその原則に従い修煉する願望だけです。師父を堅く信じてはじめてきちんとできます」と認識した。また、彼女は費やした時間を気にすべきではなく、質を重視してはじめて仕事の質も効率も上がることを悟り、気にかけるべきものは目下の時間をどのように過ごし、どうすれば仕事の質を保てるかにあることも分かった。

 大法の力で、次々と課題をクリアしていく

 多言語チームは日常的な文章翻訳に加え、『明慧人権報告:中国における法輪功への20年にわたる迫害』(略称:『明慧レポート』)を含む明慧ネットの関連出版物の各言語への翻訳も行っている。ある学習者は『明慧レポート』を翻訳する過程で直面したさまざまな挑戦について皆と共有した。翻訳から印刷、宣伝、ウェブサイトの開設、現地出版社の設立、出版予定の書籍を現地の法的要件に適合させることから、書籍の保管、配布、関連財務事項などに至り、どの課題も乗り越えられない山のようだったが、彼女は毎回師父の助けを感じ、自身の不足を見出し、不可能と思われる課題を次々と順調にクリアしていくことができた。

  「本を売るためだけでなく、『明慧レポート』は何よりも修煉のためにありました。私の所属する新しく設立された明慧出版社が、常人社会で大きな役割を果たすことになると思います。正念と大法の力があれば、私たちはすべての関連する任務を成し遂げることができます」と彼女は悟ったそうだ。

 師父がすべてを按排して下さった

 多くの多言語明慧ネットも中文の明慧ネットと同じく、明慧ラジオを開始している。ある学習者はラジオに関わる過程での経験を皆と共有した。当初、彼女は明慧ラジオに参加する気がなく、翻訳だけをしたかったが、彼女のすべての考えを知っておられる師父は、ラジオに関する多くの肯定的なフィードバックを彼女が聞けるようにした後、彼女は「正念が徐々に強くなり、悔しい気持ちもなくなり、唯一の考えは、これは師父が私にしてほしいことで、しっかり行わなければならない」と思うようになった。

 その後、苦境にあって希望が徐々に見えてきた。多くの同修がビデオとラジオに参加してきて、それぞれの役割を担うようになり、仕事は順調に動き始めた。もちろん、その過程で困難も衝突もあった。それを解決していく過程で、皆は根気よくグループ学法に参加し、心を開いて体験を分かち合うことで、対立や隔たりが解消され、よりよく協力できたと実感した。

 10年間の明慧での経験から、彼女は「確かに、どんな困難も克服できます。師父と大法に自信を持ち、常に正念を保ち、よく協力していけば、道はますます広くなります。師父はすでに私のために道を敷かれていて、それを歩めば良く、誠実な願いを込めていけば、師父はきっと苦心してすべてをよく按排して下さるのです」と悟った。

 学法と交流を重視し、一体となる

 交流の中で、皆が心を一つにして協力すれば、チーム全体がより大きな役割を果たすことができるという話があり、同修間の隔たりをなくすには、学法を強化し、全体の修煉状態を向上させるしかないという話もあった。

 ある学習者は、彼らのチームメンバーはみな内向的で、交流の中でほとんど話さないが、一人一人に少なくとも年に1度自分の体験を発表してもらうようにしたところ、全体交流の場が良くなったと話した。恐れる心があって、話す勇気がなかった同修も素晴らしい発表を行った。グループ学法やますます充実した交流内容を通じて、皆の修煉も次第に向上し、より多くの同修が学法や交流に参加するようになっただけでなく、同修間も互いに文句を言わなくなった。

  「協調人の役割の一つは、グループ学法と交流を安定的に推進させていくことだと思います。皆が共有しているこの環境は非常に重要です」という認識を共有した学習者もいた。

 4時間にわたる法会だったが、参加者はみな大きな収穫を得たと感じたようだ。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/9/29/450197.html)
 
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