四川省自貢市の86歳の周淑貞さんに不当判決
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 【明慧日本2022年10月17日】四川省自貢(じこう)市大安区裁判所は9月15日、法輪功学習者(以下、学習者)周淑貞さん(86歳女性)に対して、不当に懲役3年、執行猶予5年、罰金5000元の判決を言い渡した。

 周さんは専門学校卒。周さんは多種の病気を患い、西洋医、漢方、気功などの治療を受けたが、効果があまりなかった。また周さんは、病気治療のため廟へ行って拝んだり、お経を唱えたりしたが効果が現れなかった。1998年、法輪功を学び始めた周さんは数週間で病気が完治した。20数年来、周さんは健康だったので薬も注射も要らなかった。

 2021年11月10日、周さんは自宅で、ほかの学習者5人と一緒に法輪功の書籍を読んでいたとき、突然、自貢市大安公安分局の警官に押し入られ、警官は周さんを含む学習者6人を一斉に連行した。

 警官は周さんの家を家宅捜索し、法輪功の書籍、法輪功創始者の写真、法輪功の文言が書かれた紙幣、mp3、パソコン、プリンタなどの私財を押収した。その後、警官は周さんを尋問し、押収したものがどこからもらったかと聞いた。周さんは全部自分のもの、法輪功の資料も自分で印刷したと言った。警官は周さんの言ったことを疑い、高齢の周さんがプリンタを使えないと思ったが、周さんはその場で、週報・週刊を印刷して見せた。

 5人の学習者のうち、3人がその日の夜に帰宅したが、夫婦である2人は7日間拘留された。周さんは3日間拘束された後、「保釈」されたが居住監視(自宅監禁の一種)となった。

 その後、コミュニティの人員や公安分局の警官は、帰宅した周さんに絶えず嫌がらせをした。彼らが家に来るたび、周さんは法輪功の素晴らしさ、学ぶことの合法性などを話した。

 大安区裁判所から開廷の知らせを受けた周さんは今年9月15日、懲役3年、執行猶予5年、罰金5000元の判決を下された。周さんは勤めていた会社がすでに倒産したため、年金が少ないが、この罰金を支払うため、出稼ぎの息子から3000元を送金してもらったという。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/10/9/450588.html)
 
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