【明慧日本2022年10月24日】陜西省咸陽市礼泉県の法輪功学習者・李向紅さん、暁燕さんなど6人は2022年9月30日に身柄を拘束され、10月15日に刑事拘禁された。李向紅さん、暁燕さんは県拘置所で断食で迫害に抗議している。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが1999年以来中国共産党によって迫害されている。
2022年9月30日、咸陽市公安局、乾県公安局、礼泉県公安局の関係者は礼泉県の学習者・李向紅さん、暁燕さん、張涛さん、李静さん、王楠さんなど6人の身柄を拘束した。朝の9時から10時の間、関係者は暁燕さん宅に行ったが、暁燕さんの夫は農作業中のため、会えなかった。同時に大勢の人員は暁燕さんの洋服店に行き、1階から2階まで捜索し、店をめちゃくちゃにしたうえ、暁燕さんに手錠をかけて連れて行った。
同じ時間、関係者15人〜20人は李向紅さん宅と洋服店に行き、法輪功の関連書籍数十冊などの私物を押収した。昼12時近く、王楠さんは帰宅した際、外で見張っていた私服警官に手錠をかけられて身柄を拘束された。李静さんの店も同じ時間に捜索され、張涛さんは自動車の練習場から直接手錠をかけられて連行された。
今回の連行行動の首謀は乾県の国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)という。情報によると、上記の学習者は乾県(礼泉県の隣に位置する)に行き、法輪功の無実が書かれた資料を配布した際、監視カメラで撮られたという。
現在6人は不当に刑事拘禁され、それぞれ乾県留置場と礼泉県留置場で拘禁されている。女性3人李向紅さん、暁燕さん、李静さんは礼泉県留置場で拘禁されている。
2022年10月10日前後、礼泉県公安局の国保、城関派出所、新時派出所、建陵派出所および鎮のコミュニティは管轄エリアの学習者に何度も嫌がらせをし、家宅捜索して、学習者の家族を脅かした。そのため、学習者3人は迫害から逃れるように、放浪生活を余儀なくされた。
(注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)