済南市の程淑香さん、周冬東さんが再び不当連行
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 【明慧日本2022年10月29日】山東省済南市の法輪功学習者・程淑香さん(60歳女性)、周冬東さん(61歳女性)は7月25日、不当に身柄を拘束された。現在、程さんは済南市留置場で拘禁され、周冬東さんは37日間拘禁されて家に帰された。

 法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。

 7月25日当日、周さんの息子も連行されたが、翌日に帰宅した。他に、王さんという学習者も同時に連行された。

 周さんは山東省国境守備総隊の紀律検査弁公室の元主任で、中佐に相当する待遇である。法輪功を学んでいるとして、何度も中国共産党(以下、中共)に迫害され、何も理由なく少佐に降格されて復員させた。

 程さんは済南市宏済堂製薬有限会社の品質検査部の元主任である。

 法輪功の無実を伝え、周さんはかつて懲役2年の不当な判決に

 1999年7.20、江沢民グループによる法輪功への弾圧が始まって以来、周さんは法輪功を学んでいるとして、かつて2回家財を押収され、2回拘禁、2回行政拘禁、1回刑事拘禁など合計6回不当に拘禁され、1回洗脳されたことがある。

 2017年4月1日午前、周さんは街で、法輪功は無実だと書いた資料を市民に配布した。その際、中共による法輪功への誹謗中傷を信じる人に通報され、済南市千仏山派出所の警官に身柄を拘束された。同年8月25日午前9時、済南市暦下区裁判所は周さんに対して開廷し、懲役2年の実刑判決を言い渡し、同時に学習者・呉暁亜さんに懲役3年6カ月の不当な判決を宣告した。

 周さんは山東省女子刑務所で拘禁されていた期間、毎日長時間立たせ、罵られた。また、法輪功及び法輪功の創始者を誹謗中傷しないとの理由で、殺人犯の呂迎春に小指を骨折され、囚人・付桂英にほかの指4人を掴まれて机の角に強くぶつけられたため、手腕骨が骨折で転位した。当時、付桂英の怒鳴り声と周さんの手が机にぶつけられた音が遠くの牢屋にも聞こえたという。

 付桂英が解放された後、呂迎春はリーダーになり、続けて周さんを苦しめた。周さんは暗い牢屋に閉じこめられ、残酷な迫害を受けた。その結果、2019年3月31日に出所した周さんは猫背で、腕が不自由になり、痩せこけていた。

 程さんは何度も不当な判決を宣告された

 程さんは法輪功の無実を市民に伝えたとして、2001年に2年の労働教養処分を科され、2007年、懲役4年の不当な判決を宣告され、山東省女子刑務所で拘禁された。2015年1月13日、済南市長清区裁判所に懲役1年の不当な判決を言い渡された。

 2017年9月26日、程さんは槐蔭区公安の警官に身柄を拘束され、家財を押収されて済南市留置場で1年9カ月拘禁されていた。2019年6月11日、済南市槐蔭区裁判所に懲役3年6カ月の不当な判決を宣告され、山東省女子刑務所で拘禁され、2021年3月に解放された。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/10/27/451185.html)
 
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