懲役6年を不当宣告された金敏さん 吉林省女子刑務所に連行
■ 印刷版
 

 【明慧日本2022年11月1日】吉林省通化市の法輪功学習者・金敏さんは、2020年9月に吉林市永吉県双河鎮で不当に連行され、吉林市船営区裁判所により秘密裏に懲役6年を言い渡された。これに対し、金敏さんと家族は上訴した。しかし今年3月、吉林市中級裁判所は開廷せず、違法に原判決維持としたことが判明した。最近、金敏さんは8月28日に吉林省女子刑務所に移送され、さらに不当な拘束と迫害を受けていることが明らかになった。

 今年55歳の金敏さんは、吉林省通化市にある通化鋼鉄会社の焼結分工場で働いていた。法輪功を学んでから、金敏さんは真・善・忍の基準に従って良い人間になろうと自分を厳しく律し、体の病気もすべて治った。

 中国共産党は20年以上にわたって、法輪功に対して残酷に迫害しており、金敏さんは少なくとも9回連行され、不当に拘禁され、洗脳された。そのうち3回は労働再教育を強いられ、1回は判決を受け、拘禁の累積期間は8年にも達し、吉林省女子労働教養所(別名、黒嘴子労働教養所)、吉林省女子刑務所で迫害を受けた。

 2020年9月11日、金敏さんは吉林市永吉県双河鎮でタクシー運転手に法輪功迫害の実態を伝えた際に通報され、双河鎮派出所に連行され、9月14日に吉林市看守所で不当に拘禁された。11月下旬に彼女は吉林市船営区検察院に、そして12月に吉林市船営区裁判所に連行された。

 昨年10月中旬、吉林市船営区裁判所は金さんの家族に知らせず秘密裏に開廷し、彼女に不当に6年の刑を宣告したことが明らかになった。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/10/28/451221.html)
 
関連文章