北京の張成果さんが不当拘禁 家族との面会も拒否
【明慧日本2022年11月8日】北京在住の法輪功学習者・張成果さん(32歳男性)が、2021年6月3日、法輪功を学んでいることを理由に、北京昌平区回竜観派出所の警官らに連行され、昌平区裁判所に懲役2年の不当判決を言い渡された。2022年9月、北京大興刑務所に拘禁された。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。
パンデミックを理由に、裁判所や刑務所は、張さんに対して、妻と3歳と4歳の幼い子供たちや、他の家族との面会を拒否している。
張さんの妻は、張さんが大興刑務所に連行されたことを確認するのに、大変苦労していた。張さんが拘禁されてすぐに、妻は5通の手紙を書いたが、いずれも受取人の署名が必要であるのに、張さんからの返事はまだなく、看守が手紙を差し止めたのか、それとも返事を書くことを許されなかったのか、心配になっている。
張さんは河南省鄧州市出身、大学卒業後、北京に就職した。2021年6月3日、法輪功に関する情報資料を配布したとして、回竜観派出所の警官らに連行され、家宅捜索された。警官らは張さんの自宅から1台のプリンター、2台のパソコン、携帯、大量の法輪功迫害の事実に関する資料を押収した。
2021年12月に昌平区裁判所から懲役2年の刑と3000元の罰金を言い渡された。張さんは北京第一中級裁判所に控訴したが、原判決を維持する判決を受けた。
張さんの妻は仕事がなく、張さんが当局に連行されてから、収入のない生活を強いられ、家族は苦境に陥っている。