湖北省の舒運蘭さん、信仰を理由に迫害を受ける
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 【明慧日本2022年11月21日】湖北省漢川市在住の法輪功学習者・舒運蘭さん(55歳女性)は自宅を出たところで、漢川市国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関)の警官らに連行された。舒さんの逮捕は同日に許可された。舒さんは現在、漢川市拘置所に収容され、起訴される恐れがあるという。法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養法であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。

 舒さんが連行されたため、舒さんの夫は悲惨な状況に陥った。脳卒中で倒れ、体が不自由になって介護が必要だったが、妻の舒さんが居ないため、遠方で働いていた息子は急いで家に戻り父の介護をした。

 舒さんは、1999年5月13日に法輪功を学び始めた。その後、頭痛、リューマチ、婦人科系の病気がなくなった。

 1999年7月20日、中国共産党政権が法輪功への迫害を命じてから、舒さんは何度も当局に連行され、拘禁され、不当に判決を受けた。

 1999年12月、舒さんは法輪功を実践する権利を守るため、北京へ陳情に行き、連行された。翌日、舒さんは漢川市へ連れ戻され、拘置所に1カ月間拘禁された。そして、2000元の罰金を科された。

 2000年12月、舒さんは法輪功を実践する権利を求めるために北京に行ったが、再び連行された。北京の懐柔拘置所で1カ月間拘禁された時、舒さんは何度も殴られ、強制灌食され、雪の中で薄着で裸足で立つことを強制され、長時間立たされることを強いられた。

酷刑演示:野蛮灌食

拷問のイメージ図:暴力的な灌食

 2001年2月4日、舒さんは、北京のある地区で法輪功の資料を配布しているとして通報され、再び連行された。3カ月以上通県拘置所に拘禁された。看守は舒さんを尋問し、睡眠を奪い、屈む姿勢で立たせ、腕を壁につけ、さらに一晩中パイプに手錠をかけた。舒さんは抗議のため断食を行ったため、強制灌食のため死にそうになった。

 2008年3月26日、浙江省杭州市で働いていた時、法輪功の資料を配布したため、舒さんは再度連行された。舒さんは、千島湖区公安局に連行され、そこで警官らに衣服を脱がされ、写真を撮られた。3日間、睡眠を奪われた。断食をしたとき、警官は強制灌食をした。その結果、舒さんは大量の血を吐いた。その後、浙江裁判所は、舒さんに懲役5年の不当な判決を下した。舒さんは浙江省女子刑務所で懲役3年の刑で拘禁されたあと、保釈された。

 (注:法輪功学習者を迫害している主要な責任者らの情報は、中国語のページを参照)

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/10/26/451164.html)
 
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