吉林省の張鳳玲さん 不当裁判に直面
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 【明慧日本2022年12月17日】吉林省大安市在住の法輪功学習者・張鳳玲さん(72歳女性)は、当局に4カ月以上拘禁されている。当局による情報の遮断により、張さんの案件は大安市裁判所に送られたということだけが分かっている。

 法輪功は世界の人々に親しまれる精神修養であるが、1999年以来、中国共産党によって迫害されている。

 2022年7月15日、張さんは慧陽派出所と錦華派出所の7、8人の警官に連行された。張さんは現在、白城市拘置所に拘禁されている。同日、数人の法輪功学習者も連行された。

 張さんは1997年5月に法輪功を修煉し始め、心身ともに元気になった。中国共産党が法輪功に対する迫害を始めた1999年7月から、張さんは何度も迫害されている。

 2000年11月8日、張さんは姉の家に遊びに行ったところ、白城国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)に連行され、白城拘置所に103日間拘禁された。

 その後、張さんは当局に懲役2年の不当判決を下され、吉林省の九台飲馬河労働教養所に拘禁された。拘禁中、張さんは無給で農作業などの労働を強いられた。 2001年11月10日、張さんは長春の黒嘴子労働収容所に送られた。その夜、張さんは刑務所職員によって暴力的に「転向」させられた。7人の者が張さんに「決裂書」(法輪功を辞めることを保証する)を書くことを強要し、張さんは拒否したため、殴打された。張さんは深刻な心臓発作を起こし、2001年12月10日に仮釈放され、帰宅した。

 張さんが労働収容所を終えた後、610弁公室、国保、派出所、コミュニティの職員らによって、張さんは数え切れないほどの嫌がらせをされ、張さんの親戚や娘夫婦まで嫌がらせを受けた。

 2017年10月9日、警官らは張さんの家のドアをこじ開け、張さんと娘の王鴻彦さんを連行した。洮南市裁判所は 2018年5月に、張さんに懲役2年、執行猶予2年の不当判決、王さんに懲役4年の刑を宣告した。また、それぞれ5,000元の罰金を科した。

 張さんが2018年秋に釈放されて間もなくして、張さんの夫は当局の妻に対する迫害の状況を見て、衝撃を受けて亡くなった。その後、張さんは一人暮らしをしている。張さんは1年間の拘禁で健康を害し、危篤状態に陥ったこともあり、ここ数年、張さんは時々気を失うことがある。張さんの家族は現在、張さんのことをとても心配している。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/11/29/452501.html)
 
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