山東省の姜桂秀さんに懲役3年を宣告
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 【明慧日本2022年12月30日】(山東省=明慧記者)男女2人が12月21日午後、招遠市裁判所は、法輪功学習者・姜桂秀さん(64歳女性)の自宅へ不当な判決文を届けた。姜さんは懲役3年、罰金1万元(約20万円)を言い渡され、10日間の控訴期限を言い渡された。姜さんは判決文への署名を拒否した。彼女は、自分は罪を犯していないし、この押し付けられた迫害を決して認めない、控訴するだけでなく、関係者の違法・犯罪行為を追及すると、訪問者に厳粛に訴えた。

 2022年11月24日、姜さんに対する一審の裁判の後、担当の楊裁判長は、姜さんの弁護士に、12月中旬に第2回の裁判が行われることを告げた。しかし、裁判は行われず、姜さんに話す機会を与えないばかりか、事実と異なる、明らかに法律違反の判決で、強制的に懲役3年の実刑判決を言い渡された。

 姜さんが依頼した弁護士は、彼女のために無罪を主張した。この間、招遠市検察庁の高成娥検事は明らかに事実を捏造し「証人」を偽造し、姜さんの夫を騙して捏造した「証言」を作り上げた。弁護士によると、そのようなことが案件の訴訟書類に一切書かれていないとのこと。 弁護士が国内安全保衛部門(法輪功迫害の実行機関。以下、国保)による姜さんへの拷問のビデオを要求したところ、高成娥は、国保はビデオを提供しなかったと言った。弁護士は「なぜこのような重要な部分をビデオ撮影しないのか、自分にとって有益だと思うなら残せばいい、そうでないなら残さない。これは明らかに法的手続きに沿っていない」と疑問を呈した。

 姜さんが夫に法廷で証言するよう求めたところ、担当の楊裁判長は「別にいいよ、法廷で証言することは誰のためにもならない、彼を困らせないでくれ」と言い、そして休廷を宣告した。

 2022年12月初め、姜さんの家族は弁護士に電話をかけ、案件のその後の状況について尋ねた。弁護士は、姜さんは心理的に準備する必要があり、12月10日に二審が行われ、3年~4年の実刑判決を宣告すると言われて楊裁判長と連絡を取ったという。楊裁判長は、姜さんに「非常に不満」であり「彼女は協力的ではなく、誠実な態度でもなく、もともと姜桂秀を教育したい、彼女が私を教育してしまった。今回、裁判所は姜桂秀に発言を許さず、判決を強制する」と述べた。

 弁護士は家族に「法律では姜さんは無罪だが、今は彼ら(招遠市検察庁、裁判所)は法的手続きを経ていない」と言った。

 
(中国語:https://www.minghui.org/mh/articles/2022/12/24/453486.html)
 
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